吉川のパスは(感)
中1 あけさわ(akesawa)
2026年8月4日
中学三年生の宗助は受験勉強に専念するために退部を申し出た。自分が退部してもチーム全体の力は落ちないと判断した結果だったが、宗助が辞めたのを知った三年生のレギュラーたちが翌日から次々に退部を申し出るようになり、残った三年生のレギュラーは吉川一人になってしまった。
私は自分の信念を突き通すのはいいことだ。自分の思うままに行動すれば悔いが残らないからだ。小学生のころ友達とサイゼリアにご飯を食べに行ったときに自分が食べたかったミラノ風ドリアを頼んだら幸せな気分になったからだ。また小学校の卒業式で着物を着る子が大半の中、私はワンピースを選択した。成人式でも着る機会があり、朝4時起きで着付けをしてもらうなんて到底私にはできない芸当だと悟ったからだ。部活をきめるときも友達から熱心にバレー部にと誘われたが私はその子に流されずに入りたかった科学部に入った。
第二の理由として個性を守るためである。私の幼馴染には自分の信念を突き通す子がいる。その子は小学校最後の修学旅行に行かなかったらしい。相変わらず私の想像の斜め上を行くなと思った。私は気になって理由を聞いたら「他人とご飯を食べるのも一緒のお風呂に入るのも一日中一緒にいるのが嫌だから」と言った。私も誰かに愛想を振り向いて群れるのは苦手で孤立というか一匹狼状態でいがちだからさすが幼馴染だなと共感した。私が好きな小説に「成瀬は天下を取りに行く」がある。主人公の成瀬あかりは突然坊主にしたり、200歳まで生きると言い出したり、エムワングランプリに出たりとせわしなく動き続けている。その行動のすべてに目的があってただ無鉄砲じゃない理性的なところが好きだ。
確かに協調性がなくては社会で生きていけないかもしれない。自分だけマックで友達と違う飲み物を買ったときは気まずくなったことがあるからだ。しかし、自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」という名言があるように、同調圧力に屈することなく自分の思うままにするのが自分を変えるきっかけになるだろう。