あきしおさん、伝統と変化の関係について深く考え、論じた作文を読み、とても感心しました。
まず、「伝統とは、
循環によって生み出されていくものである」という書き出しから、結びの部分でも「その
循環によってこそ、伝統は未来へ
受け継がれていく」とまとめている点が素晴らしいです。
書き出しの結びがよく書けています。
また、伝統が単に古いものを守ることではなく、価値を見極めて次の時代へ
受け継ぐことだと考える視点は、とても現代的で説得力があります。
原因を二つに分けて具体的に説明している構成もわかりやすく、論理的な展開ができています。
原因がよく書けています。
特に
抹茶の例を用いて、伝統の表面的な部分だけが残り、本質が失われている現状を示した部分は、具体的で説得力があり、読者に伝わりやすいです。
体験実例として、自身の因数分解の話を交えた点も、文章に親しみやすさと説得力を加えています。
体験実例がよく書けています。
全体を通して、社会問題の主題が明確に示されており、伝統と新しさのバランスについての考察が深いです。
社会問題の主題がよく書けています。
これからも、具体例を交えながら自分の考えを
丁寧に展開していってください。
【
項目評価】
原因がよく書けています。
社会問題の主題がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
書き出しの結びがよく書けています。
森リン評価 伝統に対して社会があるべき姿 nngi 08月2週 あきしお字数/基準字数: 1399字/800字 思考点:92点 知識点:90点 表現点:82点 経験点:83点 総合点:93点 均衡点:6点
| ●語彙学年表
| | 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
|---|
| 思考点 | | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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1200字換算: 思考点:点 知識点:点 表現点:点 経験点:点 総合点:点 均衡点:6点
| ●換算語彙学年表
| | 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
|---|
| 思考点 | | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
|
●語彙の説明| 語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
|---|
| 思考語彙 | 26種 | 33個 | 79% | 92点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
|
| 知識語彙 | 75種 | 106個 | 71% | 90点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
|
| 表現語彙 | 119種 | 191個 | 62% | 82点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
|
| 経験語彙 | 43種 | 68個 | 63% | 83点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
|
| 種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
1399字
 | | 92点
 | | 90点
 | | 82点
 | | 83点
 |
| 字数 | | 思考語彙 | | 知識語彙 | | 表現語彙 | | 経験語彙 |
■思考語彙 26種 33個 (種類率79%) 92点
nもちろん,、必ずしも,。しかし,。だからこそ,。つまり,あるべき,あれば,うと,ことこそ,するため,すれば,そのため,たから,たため,だから,だろう,できるだけ考える,と考える,なければ,なれば,によってこそ,は考える,出すため,多いから,循環によって,減らそう,
■知識語彙 75種 106個 (種類率71%) 90点
世界,両者,中学生,以前,会社,伝統,体験,価値,便利,個人,公式,分解,利用,制度,前提,原因,商品,問題,因数,固執,地位,変化,多用,失敗,存在,導入,市場,弊害,循環,必要,急速,意見,成功,成長,手軽,手間,技術,抹茶,文化,方法,日本,明治維新,時代,時点,時間,未来,本来,本物,歴史,無条件,特徴,現代,理由,発展,社会,積極,簡単,精神,組織,経済,経験,結果,緑色,背景,自身,苦手,表面,言葉,評価,資金,軽視,進歩,集団,風味,高度,
■表現語彙 119種 191個 (種類率62%) 82点
ここ,こと,これ,ころ,さ,するため,ずし,そこ,そのため,そのもの,それ,たため,もの,よう,わけ,コンビニ,一つ,世界,両者,中,中学生,二,二つ,人,人々,仕組み,以前,会社,伝統,体験,例,侘び,価値,便利,個人,倍,元,公式,出すため,分解,利用,制度,前提,原因,味,商品,問題,因数,固執,地位,変化,多く,多用,大,失敗,存在,導入,市場,弊害,形,循環,必要,急速,性,意見,成功,成長,手軽,手間,技術,抹茶,文化,新た,方法,日本,明治維新,時代,時点,時間,期,未来,本来,本物,次,歴史,無条件,特徴,現代,理由,発展,的,目,社会,私,積極,簡単,精神,組織,経済,経験,結果,緑色,考え方,背景,自身,色,苦手,茶の湯,表面,観,解,言葉,評価,資金,軽視,進歩,集団,風味,高度,
■経験語彙 43種 68個 (種類率63%) 83点
しまう,できる,できるだけ考える,と考える,は考える,られる,れる,乗り越える,代わる,似る,似通う,作る,使う,出す,分かる,切り離す,動く,取り入れる,取る,受け入れる,受け継ぐ,合う,名付ける,培う,売る,妨げる,守る,寂びる,得る,戻す,挙げる,残す,気づく,求める,減らす,続く,置き換える,表す,見極める,追いやる,適す,選ぶ,高める,
■総合点 93点
■均衡点 6点
伝統に対して社会があるべき姿
高2 あきしお(akisio)
2026年8月2日
伝統とは、循環によって生み出されていくものである。時代に合わなくなった伝統が新たなものに取って代わられ、それがやがて新たな伝統となる。例外はあるにせよ、言語にも同じことがいえる。絵からヒエログリフへ、石板から紙へと、人々は時代に合わせて、それまでの方法では対応できなくなったものを淘汰し、新たなものを生み出してきた。しかし、現代では、スマートフォンの機種を変えるように、まだ十分に使えるものや、必ずしも時代に合わなくなったわけではないものまで、新しいものへと置き換えられている。つまり、「新しいものが伝統を乗り越える」のではなく、「新しいものが古い伝統に取って代わってしまう」ことが問題なのではないだろうか。私は、その背景には二つの原因があると考える。
一つ目は、日本社会が急速な変化と発展を経験してきたことである。明治維新や高度経済成長期には、新たな技術や価値観を積極的に取り入れることで、日本は大きく発展し、世界的な地位を高めてきた。この成功体験があまりにも大きかったために、「新しいものを取り入れることこそが正しい進歩である」という考え方まで、当然のものとして受け継がれてしまったのではないだろうか。私自身も中学生のころ、因数分解が大の苦手であったため、できるだけ考える手間を減らそうと、解の公式を多用していた。しかし、それは長くは続かなかった。解を出すためだけに、かえって二倍ほどの時間を使わなければならなかったからである。このように、新しい方法だからという理由だけで無条件に取り入れてしまうことには弊害もある。そして、これが集団となれば問題はさらに大きくなる。個人であれば、失敗に気づいた時点で以前の方法に戻すことができる。しかし、社会や組織では、新しい制度や技術を導入するために多くの人や資金が動き、それを前提とした仕組みまで作られる。そのため、一度取り入れたものが適していないと分かっても、簡単には元に戻すことができないのである。
二つ目の理由は、人々が新しいものを「便利さ」や「形」だけで評価するためである。ここでは、抹茶を例に挙げたい。現代の商品には、「抹茶」や「抹茶風味」といった言葉が使われているものが数多く存在する。しかし、コンビニで売られている「抹茶味」の商品は、必ずしも本来の抹茶そのものを表しているわけではない。緑色をしている、あるいは抹茶に似た味がするという理由で「抹茶」と名付けられているものも多いからである。そこでは、抹茶が長い歴史の中で培ってきた茶の湯の文化や、侘び・寂びといった精神性は切り離され、色や味といった表面的な特徴だけが利用されている。 これは人々が本来あるべき形を軽視し、手軽にそれに似通ったものを得れるという理由で商品を求め、会社も求められていった結果、本物の抹茶は市場から追いやられてしまった。
もちろん、古いものに固執すれば、社会の発展を妨げるという意見もあるだろう。実際、時代に合わなくなったものまで残す必要はない。だからこそ、伝統を守るとは、古いものをそのまま残すことではなく、その価値を見極め、必要なものを次の時代へ受け継ぐことだと私は考える。新しいものを無条件に受け入れるのでも、古いものに固執するのでもなく、両者を選び取っていく。その循環によってこそ、伝統は未来へ受け継がれていくのではないだろうか。