自分の信念を貫く
中1 おぬきみ(onukimi)
2026年8月2日
冬に例年にない走り込みをして、今年こそは優勝を、と団結を強めていたのだが、三年の夏休みを前にした暑い午後、宗介はコーチの浅野に退部を申し出た。壮亮がやめたのを知った三年生のレギュラーたちが翌日から次々に退部を申し出るようになってしまった。一学期の終業式を終えて校門を出るところで、宗介はユニフォーム姿の吉川に呼び止められた。「都大会のベストイレブンに慣れたら、私立高校のサッカー部に特待生で入れるかと思ってな。俺はさあ、そう思ってサッカーやってきたんだ。」吉川は下を向いたままいつの間にか泣いていた。乾いた砂の上に落ちる涙は夕立の雨つぶよりも大きかった。
私はどんな状況に直面しても、最終的には自分で判断することが大切だと思う。
なぜなら、自分の信念を貫けば、後悔しないからだ。選択に迷ったときも、自分がやりたいと思った決断をすれば、周りと合わせて公開することはなくなると思う。私は卓球部なのだが、近頃、ラバーを変えようと思っていた。しかし、周りは何を使っているのだろうか、親はどう思っているのかなど、周りを意識してしまう時があった。親は安い方を好むし、先輩は性能を重視していた。私は周りを気にしているせいか、決断がなかなかできなかった。しかし、私の母は、「自分が買いたいものを買えばいいんじゃない?」と言ってくれた。おかげで私は、自分の買いたい、値段ではなく、性能重視のラバーを買うことができた。やっぱり最後は自分の意志で決断することが、今後の未来のためにもなると私は思う。
また、他人に合わせていると一人ひとりの個性が失われてしまうからだ。私の学校は、人数が少ないため、一人ひとりの印象は大きく捉えられる事が多い。しかし、他の学校では、いつも同じメンバーで一緒になっていたり、あまり自分の意見を出さなかったりなど、周りに溶け込んでしまっている生徒が多いように感じる。それは選択の時も同じだ。私はラバーを決めるとき、自分の意志で決断できた。しかし、一般の学校では、仲のいい友達がここに入るから自分もここに入部するとか、〇〇さんが入るから入らないなど、周りに影響されて自分の信念で決断できていない人が多い。それぞれが周りに流されず、自分の信念を貫き通すことが、自分らしさ、自分の個性が出来上がっていくものだと思う。
確かに、周りと互いの中を深め合い、同心協力していくことは大切だ。しかし、「あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きて無駄にしてはいけない。」という名言があるように、有限の人生を、自分で決断し、どんなときでも自分にとって意味のあったものにしなければならない、私はそう思う。