子どものころ道に(感)(清)

   中2 あかそよ(akasoyo)  2026年8月4日

 子供のころは、地図を使わなかったから道に迷わなかったのではないでしょうか。親に連れられて覚えるものだ。最近、その正反対のようなことをした。今まで工事をしていた家が、完成して外観が全く変わってしまったからだ。おそらく、散歩をしながら周りの風景を覚えていたからだ。その時、動物の風景による定位はこれだと思った。地図はない代わりに体で覚える。人間が使う、外から入ってくる情報は正しく使いこなしてこそ意味がある。動物と違い他人の行動の結果である地理的な情報を地図として、いくらでも使うことができる。動物は長時間かけてやることを、人間はたったの数百円で得ることができる。地図だけではなく、目的地に至る印があれば初めての道も迷わず歩ける。人間の作り出した情報は行動の助けになる者であり、逆効果になることもある。

 他人の情報を使う事は大切。他人が書いた本を読めば新しいことを知ることができる。他人が色々研究して、調べたことをいちいち自分ですべて実験して理屈を考えてなどとやる必要はない。物理法則が変わったりすることはまずない。人が実験して、しかも少しのお金でその結果や過程を知ることができるのだから、その情報を使うことが一番良い。しっかりとした人の情報を使えば、素人が適当にやったものではないため、条件が違ったり結果を誤って記録、解釈したりしていることもないだろう。地図も、自分が歩いて作ったものより、衛星写真などをもとに作られたものの方が正確で、範囲もひろいだろう。他人によってつくられたものを利用するというのも、大事なのではないか。

 しかし、自分の経験から得たものを頼ることも大切である。数学の問題を解いている時に答えがすぐにわからないからといって記憶を頼りに解こうとしていたことがあった。すぐに答えを見ていたら、その分達成感は減るし身につくまでに時間もかかった。しかし、自分の経験や知識などを頼りにして、他人がかいた答えや例題などを見ずに、自分が記憶している範囲で出来るまでやると、すぐに答えを見ていた時よりも大分早く新しいことが身につくようになった。そうしていることで、自然と解き方が頭に入ってきてとけるようになってくるのだ。こちらの方がそのときは少々時間がかかるかもしれないが、自分の経験に問題の解き方を入れておくことによって、似たような問題が出てきたときにすぐ解けるようにしておくことが必要だ。

他人の情報を使う事も自分の経験から得たものを頼ることも大切だが、一番大事なのは「人間というものは、結果から事の良しあしを判断する」という言葉もあるように目的に到達することである。人の情報を使おうが自分の記憶を使おうが、それらの情報をうまく使いこなすことが大事なのだ。いくら本を読んで知識を作ったり、経験を増やしたりしてもそれらのことをうまく引っ張り出せないと意味がない。目的地に到着することができればよいのだし、数学の問題を一人で解けるようになっていればそれでよいのである。結果がうまくいっていればその過程が良かったから、その結果にたどり着けたのだと考えればよい。