諦めない
中1 てつ(akotetu)
2026年8月4日
「青く高い夏空の下で、宗介はサッカー部を退部するとコーチに伝えた。」宗介はサッカー部で活躍していたが、高校受験のために勉強に集中しようと考え、退部することを決めた。コーチに「仲間を裏切るのか」と言われても、宗介は「自分の生き方を自分で決めただけです」と答えた。その後、宗介が退部したことを知った三年生も、受験勉強を理由に次々と退部してしまった。そして最後まで残った吉川は、宗介に「サッカーやりてえんだ」と自分の気持ちを話した。この話を読んで、僕は自分で決めたことを貫くことが大切だと思った。
その理由は第一に、自分で決めたことなら、失敗しても後悔しにくいからだ。僕にも、自分で決めてよかったと思ったことがある。学校の係を決めるとき、最初は友達と同じ係にしようと思っていた。友達と一緒なら安心するし、楽しくできそうだったからだ。でも、本当は別の係をやってみたいという気持ちもあった。少し迷ったけれど、最後は自分がやりたい係を選んだ。友達と別になったので最初は少し不安だったが、やってみると意外と楽しかった。新しい友達とも話すようになった。そのとき、まるで自分で地図を持って進んでいるような感じがした。誰かに合わせて進むより、自分で行きたい方向を決めた方が、やっていることに納得できると思った。もし失敗していたとしても、自分で選んだことなら「次はこうしてみよう」と考えられる。だから、人に合わせることも大切だけれど、自分の気持ちを考えて決めることも大切だと思う。
第二の理由は、自分の信念を貫くことで、自分らしくいられるからだ。これは吉川の姿を見て強く感じた。宗介や他の三年生が次々と退部していく中で、吉川は一人だけサッカーを続けようとしていた。吉川は、「おれはさあ、頭もよくねえし、板前にでもなっておふくろの店手伝うしかねえんだけど、サッカーやりてえんだ」と言った。将来は家の店を手伝うかもしれないのに、それでもサッカーを続けたいと思っていたのだ。僕だったら、仲間がみんな辞めてしまったら、「自分も辞めた方がいいかな」と思ってしまうかもしれない。でも、吉川は周りに流されず、自分が本当にやりたいことを大切にしていた。そこがかっこいいと思った。もし吉川までみんなと同じように退部していたら、吉川らしさはなくなっていたと思う。周りと違うことをするのは勇気がいるけれど、自分が大切だと思うことを簡単に変えないことも、自分らしく生きるためには必要なのだと思った。
確かに、周りの人の意見を聞いたり、みんなと協力したりすることも大切だ。自分の意見だけを通していたら、友達とけんかになったり、周りの人を困らせたりすることもある。しかし、大事なことまで周りの人に合わせて決めてしまうと、本当は自分がどうしたいのか分からなくなってしまうと思う。だから、周りの意見を聞いた上で、最後は自分で考えて決めることが大切だ。僕が心に残った言葉に、「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう」という言葉がある。この言葉を読んで、自分の気持ちを大切にして生きることが大事なのだと思った。だから僕は、自分で考えて決めたことを貫くことが大切だと思う。これから高校受験や部活動などで迷うことがあっても、友達に合わせるだけではなく、「自分はどうしたいのか」を考えて決めたい。そして、自分で決めたことなら、途中で大変なことがあっても簡単にあきらめず、最後まで頑張りたい。