りりさん、虫の声についての作文、とてもよく書けていますね。
まず、季節の変わり目の様子を自分の体験からていねいに描いていて、読んでいるとその場にいるような気持ちになりました。
「セミと秋の虫がまるでリレーのバトンをつなぐ時と言わんばかりに鳴いている」というたとえがうまく使われていて、虫の声のつながりがイメージしやすかったです。
また、虫の声を日本人とポリネシア人だけが左脳で処理しているという調べたことを入れて、文章がとても立体的になっています。
自分の感じたことだけでなく、調べたことやお母さんの話も上手に入れていて、りりさんの考えがよく伝わりました。
「わびさび」という言葉を使って、秋の虫の声の美しさやさびしさを表現しているのもすてきです。
最後に、「これからも秋の虫の声を楽しみたい」という気持ちで結んでいて、前向きな気持ちが伝わってきました。
これからも自然の音や季節の変化に目を向けて、感じたことを大切にしていってくださいね。
【項目評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ですますがよく書けています
・心の中で思ったことがよく書けています
・動作情景の結びがよく書けています
構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:738字/500字
思考点:49点
知識点:59点
表現点:66点
経験点:54点
総合点:61点
均衡点:4点
■思考語彙 9種 13個 (種類率69%) 49点
。なぜ,。一方,いると,すると,だから,だろう,と思う,言うと,言わん,
■知識語彙 32種 38個 (種類率84%) 59点
一番,上旬,下校,以外,八幡,処理,右脳,合唱,夕方,外国,存分,学期,岐阜,左脳,平行,感覚,文句,旅行,旅館,日光,日本人,昼間,時期,時間,最初,状態,玄関,自然,言葉,郡上,雑音,音楽,
■表現語彙 83種 134個 (種類率62%) 66点
おもてなし,かご,きれい,こと,さび,しぐれ,すてき,そう,そこ,それ,たち,とき,どこ,びっくり,もの,やつ,やり方,よう,わたし,わび,スズムシ,セミ,バトン,ポリネシア,リレー,一,一番,上旬,下校,中,人,今,以外,八幡,処理,右脳,合唱,声,変わり目,夏,夕方,外国,夜,大好き,存分,学期,家,岐阜,左脳,平行,年,心,感覚,文句,旅行,旅館,日々,日光,日本人,昼間,時,時期,時間,最初,母,気,気持ち,状態,玄関,県,私,秋,線,耳,脳,自然,虫,言葉,郡上,雑音,音,音楽,9月,
■経験語彙 23種 32個 (種類率72%) 54点
おどろく,くつろぐ,つなぐ,と思う,られる,入る,入れる,切りかえる,始まる,感じる,楽しむ,歩く,照りつける,終わる,続く,置く,聞く,聞こえる,見える,話す,調べる,食べる,鳴く,
■総合点 61点
■均衡点 4点
自然からの贈り物
小4 りり(riri)
2026年9月1日
下校中、ジリジリと照りつける日光に心の中で文句を言いながら、歩く日々。耳からはセミの声が入ってくる。ようやく家についてくつろぎながら、おやつを食べていると…聞こえてきた。セミと秋の虫の大合唱だ。「虫しぐれ」と言うのだろうか。新学期が始まってすぐ、9月上旬は夏と秋の変わり目。今、昼間はセミ、夜は秋の虫という状態が続いている。そして今は夕方だ。セミと秋の虫がまるでリレーのバトンをつなぐ時と言わんばかりに鳴いているのだ。
最初に聞いたときはびっくりした。でも今では「おもしろいなぁ。」と思っている。なぜかと言うとふつうは平行線のことなる時期に鳴く虫が、同じ時間に鳴いているのだから。
虫の声を「きれいだなぁ。」などと感じるのは日本人だけなのかどうか、私は調べた。すると、日本人とポリネシア人だけが虫の声を左脳で処理するという。左脳は話す言葉などを処理する脳だ。一方それ以外の外国人は右脳といって音楽や雑音を処理する脳で聞いているそうだ。一番おどろいたのは私たちの脳は言葉と同じ感覚で虫の声を処理していることだった。私は自然のすてきなものを感じられるのは良いことだと思う。
私の母は旅行で岐阜県の郡上八幡に行ったことがあるそうだ。そこの旅館ではスズムシを入れた虫かごを見えないように玄関に置き、音だけ聞こえるようにしてあったそうだ。そのとき母は、「おもてなしのやり方がすてきだな。」と思ったそうだ。わたしは「わびさび」でとても良いと思う。
秋の虫の声はとてもきれいで美しく大好きだけど、どこかさびしいような気がする。まるで一年が終わったようだ。だが、これからは気持ちを切りかえて、秋の虫の声を存分に楽しんでいきたいと思う。