努力は裏切らない
小5 あさめい(asamei)
2026年9月1日
「やったー」
五年生の運動会で私は、競走で一位を獲得した。幼稚園の頃からずっとリレーの選手に選ばれていて、走ることには自信があった。それなのに三年生の時に足を骨折してしまい完全復帰できずに、結果は二位。続いて四年生でもリレー選手になれずに、二年連続の無念の結果に悔し涙を流した。
その後悔をを二度しくりかえしたくない、この屈辱を絶対にはらす
と思い、コツコツとトレーニンを続けていた。例えば、もも上げ、片足跳び、腹筋、スタートダッシュ、それに走り方教室にも行った。走る靴も、ランニング用のエアー入りシューズに変えて、準備万端準備万端にのぞんだ。それでも、不安な気持ちは消えなかった。なぜなら、一緒に走るメンバーの中に毎年リレー選手に選ばれている友達がいたからだ。
しかし、自分を信じてゴールのテープだけを見つめ、無我夢中に走り抜けて、ついに私の胸がテープを切った時には、天にも登るような喜びと、心の底から肩の力が一気に抜けたような安心感で、しばらく興奮が冷めなかった。
母が小学6年生の運動会の時に、組体操の3段ピラミドで、一番上のてっぺんに立ったことがある。三段のピラミッドの一番上は、とても危険だし、体力や筋力も男の子の方が優れているせいか、毎年選ばれているのは男子生徒だった。けれど母は、周りの友達
から「サル」と言われる程、すばしっこく、バレエや体操クラブで鍛えた柔軟性としなやかな身のこなしは誰よりも群を抜いていた。そのおかげで、ピラミッドの主役に抜擢されたのだ。運動会当日、母は地面からの高さに怖れなりながらも、堂々と立ち上がって観客から大きな拍手をもらった時は、あまりの気持ち良さと、自分がすごいことを成し遂げたことの喜びで、興奮でいっぱいだった。この時、辛くて行きたくないと思って泣きながら通ったバレエのお稽古に行っていたことを、初めて良かったなと思った。努力は無駄にならないと実感したそうだ。そして、他のことにも、もっとチャレンジしようという意欲が湧いてきたと言っていた。
私は運動会を通して、一番になることは簡単なことではないけれど、努力は決して裏切らないということを学んだ。毎日少しずつ、休まずにやり続ける努力こそが大切なのだ。
私は、この経験から自分が大きく成長したように感じている。だから次は、もう一歩上を目指して、来年の運動会ではリレーのアンカーを目指したい。小学校最後の運動会を、感動的な一生の思い出にするために、今日も努力を重ねているのだ。