蜩ちゃん、こんにちは。さらなる高得点。この文章が20分で書けるのだから、もう実力満点ですね。
 情報と知識の違い(ちがい)をわかりやすくまとめることができました。もともと質の異なる情報と知識を混同すると危険ですね。
 だからまず疑ってみることですね。普遍(ふへん)も疑え。「自分の目に前では当たり前に起きている現象でも、少し見方をかえれば百八十度変わってしまうことがある」という指摘(してき)鋭い(するどい)です。メルヘンが180度イメージを変えた体験があるのですね。先生の大学時代のドイツ文学の先生は、世間にある「メルヘン」という言葉をとにかく集めてどう使われているか調べていましたよ。
 第二には、情報をつかいこなせる人材育成ですね。「なぜこの公式が成り立つのか」がわかる教育をしていくのですね。AIを使いこなせる人になれそうですね。
 「この情報社会で真に習得するべきことは私たちは単に次々と上から下へ流れていく増水した川に長さるのではなく、それを制御(せいぎょ)して自分のために利用できるようにすることだ。知識とは単なる情報の(かたまり)の原石の状態ではなく、そこに思考と定着いう磨き(みがき)を加えた宝石なのである。」見事な比喩(ひゆ)をつかった自作名言です。
<<え2021/136pみ>>



蜩さん、情報と知識の違い(ちがい)について深く考え、論じている点がとても優れています。
特に、ルーマンの意見を引用して情報の性質を説明し、それに対して知識の蓄積(ちくせき)や反復の重要性を対比させているところは説得力があります。
また、具体例として「重力」の話を挙げ、日常の常識が視点を変えることで大きく変わることを示した点は、読者に新たな視野を提供しています。
さらに、自身の「探究」の体験を通じて、童話の裏にある深い教訓を発見したことを述べているのは、体験実例がよく書けている証拠(しょうこ)です。
第二の方法では、公式の暗記ではなく理解を重視する学校の授業の工夫を紹介(しょうかい)し、情報を使いこなす力の大切さを具体的に示しています。
このように、抽象(ちゅうしょう)的なテーマを具体的な例や体験を交えて説明しているため、内容がとてもわかりやすく、説得力が増しています。
最後に、知識を宝石に例える表現も印象的で、文章全体の締めくくり(しめくくり)として効果的です。
蜩さんの論述は、情報社会に生きる私たちがどのように知識を身につけるべきかを考える上で、とても参考になる内容でした。

項目(こうもく)評価】
当為(とうい)の主題がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
書き出しの結びがよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1635字/800字
思考点:85点
知識点:91点
表現点:88点
経験点:91点
総合点:97点
均衡(きんこう)点:8点

 


■思考語彙 23種 27個 (種類率85%) 85点
 確か, 第,。しかし,「なぜ,あるかも,いえば,かえれば,するべき,そのため,だろう,ないから,ないと,に思う,のため,は単なる,は単に,は第,みると,を考える,始まるため,当てはめれば,聞くと,行うべき,

■知識語彙 77種 112個 (種類率69%) 91点
世界,人材,体験,作者,信頼,公式,内容,利点,利用,制御,効率,危険,原石,反映,問題,地球,増水,多様,姿勢,子供,学校,宇宙,定着,宝石,対応,平和,必要,応用,思考,情報,授業,探究,描写,教育,教訓,数学,文字,方法,日本,昔話,時間,普段,暗記,最初,本当,本格,格差,残酷,演習,災害,物理,物語,状態,現象,理解,疑問,発展,発生,瞬時,知識,社会,空間,童話,紹介,練習,習得,自分,自動的,興味,複雑,見方,計算,過激,過程,過言,適応,高校,

■表現語彙 132種 209個 (種類率63%) 88点
 確か,ここ,こと,これ,そこ,そのため,それ,ただ,たち,ところ,のため,まま,もの,よう,アンデルセン,イメージ,ケース,ツール,トラウマ,メッセージ,メルヘン,一,上,下,世界,中,二,人材,今,体験,作者,信頼,八,公式,内容,利点,利用,制御,前,割,力,効率,十,危険,原石,反映,問,問題,地球,場,塊,増水,多様,始まるため,姿勢,子供,学校,宇宙,定着,宝石,家,対応,川,平和,度,式,当たり前,必要,応用,思考,情報,授業,探究,描写,教育,教訓,数学,文字,方法,日本,昔話,時,時間,普段,暗記,最初,本当,本格,格差,残酷,演習,災害,点,物理,物語,状態,現象,理解,疑問,発展,発生,百,的,目,瞬時,知識,磨き,社会,私,空間,童話,答え,紹介,絵,練習,習得,自分,自動的,興味,複雑,見方,計算,話,身,辺り,通り,過激,過程,過言,適応,高校,10月,

■経験語彙 48種 63個 (種類率76%) 91点
おる,かえる,しまう,しれる,せる,つく,できる,でる,に思う,やる,られる,れる,を考える,上がる,与える,付ける,伝える,作り出す,作る,使いこなせる,使える,出る,加える,含む,変わる,始まる,定める,導き出せる,当てはめる,得る,成り立つ,持つ,捻る,教える,根付く,流れる,生まれる,終える,聞く,落ちる,行う,見逃す,覚える,設ける,読める,調べる,起きる,離れる,

■総合点 97点

■均衡点 8点
 

知識>情報
   高1 蜩(aeriya)  2026年9月2日

 情報は瞬間的であって反復されず、したがって人の内面的世界において蓄積されたり、累積的に進歩したりすることはない。情報はルーマンがいうように、意外性を生命とする意外なニュースほど価値が高いものだ。いうまでもなく、意外性というのは一回限りのもので、反復され得ず蓄積され得ない。これに対して、知識は反復され、記憶され、蓄積されていくものである。私たちは自分の中に根付いているような本当の知識を作り出す方法を身に付けることだ。そのために考える方法は二つある。

 第一の方法としては、自分が興味を持った物事についての情報を得るだけでなく、その情報が本当かどうか自分で考えたり、さらに深く調べるような習慣をつけることだ。例えば、世の中には一切疑われず、信じられているような普遍的な事柄がある。それは事象や物事だけでなく、社会の中に根付いている偏見なんかもそうである。例えば、「重力」だ。物が下に落ちるという現象はこの地球上においてどうあげいても変わらない概念だ。しかし、少し地球から離れて宇宙にでてみたらどうだろう。まず、宇宙空間では落ちるという現象がないと言っても過言ではない。まず「下」を定められないのだ。このように自分の目に前では当たり前に起きている現象でも、少し見方をかえれば百八十度変わってしまうことがあるのだ。私にも、そのような体験がある。高校の授業で、自分の興味のある問について調べる「探究」の時間がある。その探究は本格的には10月辺りから始まるため、それまで、練習の時間が設けられる。私はそこで、世界の童話について調べた。童話といえば割と平和でメルヘンなイメージがあるかもしれない。しかし、調べてみるとグリム童話やアンデルセンなどは第一販はとても過激で、小さい子供が聞くと、トラウマになってしまうようなものが沢山あった。しかし、ただ怖いだけではなく、その話の中には「災害」「信頼」などの教訓が含まれていた。今では、童話や昔話の内容や描写は優しくなっており、ただの物語としか読めないが、本当は残酷で作者の伝えたいメッセージが色濃く反映されているのだ。このように、普段から疑問に思ったことを見逃さない姿勢を持つことだ。

 第二の方法としては、情報社会の利点であるすぐに多様な情報を得られる点をうまく使いこなせ、それを発展させられるような人材を作っていくことだ。今の日本の教育は公式を「そのまま当てはめれば自動的に答えが出るツール」とただ覚えるような教育になっている。「なぜこの公式はこのこた絵を導き出せるのか」を考えないまま覚えるのは危険だ。これは「暗記」であり「思考」ではないからだ。そのため、ただ公式を当てはめるだけでは、少し捻らないとその「公式」が使えないようなケースに対応するような力がつかない。私の学校では公式を教える時は少し複雑なことをする。最初に公式を紹介はするが一通り演習を終えたところで、「なぜこの公式が成り立つのか」を文字式の計算をするのだ。これを行うことで、公式への理解度が上がり、少し複雑な問題の応用がやりやすくなるのだ。実際、私は数学や物理の授業では、この過程を行ったことで家での演習がかなりやりやすかった。このように学校という場で、情報を与えるだけでなく、それを使いこなせるような教育を行うべきだ。

 確かに、情報社会の中で発生する格差が生まれないように、それに適応していく必要がある。そのためには情報を効率的に瞬時に得られるようにすることも必要だ。しかし、この情報社会で真に習得するべきことは私たちは単に次々と上から下へ流れていく増水した川に長さるのではなく、それを制御して自分のために利用できるようにすることだ。知識とは単なる情報の塊の原石の状態ではなく、そこに思考と定着いう磨きを加えた宝石なのである。ここから、私たちは自分の中に根付いているような本当の知識を作り出す方法を身に付けることだ。