<<え2005/163jみ>>
【第一段落】:トンボ王国についての文章から、見るだけでなく実際に自然に触れることの価値を読み取り、「何事も自分の身をもって体験することで成長していきたい」という生き方の主題へつなげているので、これから述べる二つの方法の方向が明確です。
【第二段落】:一週間のキャンプで、食事作りや山登り、暑さや虫の音まで実際に経験したことから、「自給自足の生活の大変さ」を知ったとまとめたところがいいですね。自然を眺めるだけでは得られない学びを、自分自身の体験によって確かめた実例になっています。
【第三段落】:中学受験で第一志望には届かなかったものの、「自分なりに勉強の仕方が分かるようになった」と、その経験を現在の高校受験につなげて考えたところが優れています。成功したか失敗したかだけで体験を判断せず、その経験から何を得て、次にどう生きているかまで考えることで、「体験することで成長する」という主題を具体的に支えています。
【第四段落】:犯罪の危険や公園の禁止事項など、子供が自由に行動しにくい現代の事情も認めたうえで、「百聞は一見にしかず、百見は一考にしかず、百考は一行にしかず」という言葉を、自分で行動し体験することの大切さへ結び付け、最初の生き方の主題に戻ることができています。
【次にも生かしたいポイント】:第三段落で、「第一志望に落ちた」という結果から「勉強の仕方を学んだ」へ、さらに「現在の高校受験に生きている」へと考えを進めた書き方は、体験の意味を深める技術です。成功体験だけでなく失敗や予想外の出来事を書くときにも、「その後の自分に何を残したか」と考えると、主題につながる実例になります。
字数/基準字数:1197字/800字
思考点:69点
知識点:85点
表現点:84点
経験点:77点
総合点:82点
均衡点:4点
■思考語彙 17種 31個 (種類率55%) 69点
n確か,、第,。しかし,あるから,しかざる,すべき,そのため,たため,できるから,として第,と思う,も思える,増えるから,恐れざる,接するべき,親しむため,関わるため,
■知識語彙 69種 112個 (種類率62%) 85点
一考,一行,一見,中学,中学生,仕方,以上,体験,何事,価値,便利,保護,健康,公園,再生,勉強,博物館,危険,受験,周辺,場所,大事,大人,大切,大変,失敗,子供,家具,対象,将来,小学,小学生,年生,幸福,心身,志望,成長,挑戦,方法,日本,最初,欲望,水辺,活用,海外,犯罪,王国,現代,環境,生活,百聞,知識,禁止,稀少,経験,結果,自分,自然,自由,自給自足,苦労,行動,言葉,身支度,週間,食事,騒音,高校,魅力,
■表現語彙 123種 219個 (種類率56%) 84点
n確か,こと,ご飯,さ,すべて,そこ,そのため,それ,たため,たち,づくり,なか,ほんとう,もの,よう,カタログ,クーラー,チャンス,テント,トンボ,ボール,リスク,一,一考,一行,一見,三,中,中学,中学生,二,人,人びと,仕方,以上,体験,何事,価値,便利,保護,健康,公園,六,再生,勉強,博物館,危険,受験,周辺,四,回,場,場所,多く,夜,大事,大人,大切,大変,失敗,子供,家具,対象,将来,小学,小学生,山の上,山登り,年生,幸福,心身,志望,感,成長,手,挑戦,採り,方法,日本,昔,時,最初,次,欲望,水辺,池,活用,海外,犯罪,王国,現代,環境,生,生活,百,百聞,知識,禁止,私,稀少,立て札,経験,結果,考,自分,自然,自由,自給自足,苦労,虫,行動,親しむため,言葉,身,身支度,週間,達,関わるため,頃,食事,騒音,高校,魅力,
■経験語彙 39種 55個 (種類率71%) 77点
させる,しく,しまう,つける,できる,と思う,もつ,も思える,られる,れる,住める,作れる,使える,保つ,入る,分かる,励む,取り巻く,受かる,回る,増える,寝付ける,尽くす,恐れる,感じる,持つ,接す,接する,減る,生きる,知る,興じる,落ちる,親しむ,負う,過ごす,違う,関わる,高める,
■総合点 82点
■均衡点 4点
身を持って体験する
中3 あかけさ(akakesa)
2026年9月2日
トンボ王国は、いうなればトンボと親しむためのカタログだ。自然保護の場である以上に、博物館やトンボ池を見て回ることで、トンボやトンボを取り巻く環境に楽しく関わるための知識を身につける場所として、活用すべきだ。ただ、すべての人びとが、トンボやその環境を見るだけで、トンボたちの魅力すべてを知り尽くすとも思えない。そして、子供の欲望は、大人たちのそれとは違って、対象に稀少価値があるからというのでもないのだ。そのなかで多くの人たち、特に将来のある子供たちに、トンボの住める環境がほんとうにすばらしいものだと感じさせることができたなら、その子供たちが大人になった時、日本中に多くの子供たちがトンボ採りに興じられる水辺が再生されるのだ。このことを通して、私は何事も自分の身をもって体験することで成長していきたい。
そのための方法として第一に、もっと生の自然と接することだ。なぜなら、ありのままの自然に接することで心身の健康を保ち、幸福感を高めることができるからだ。私は中学生になってから二回、一週間のキャンプに行ったことがある。そのキャンプでは、自分たちですべての身支度や、ご飯づくりをすることをした。こういう経験は初めてだったため、ものすごく苦労した。また、山登りをし、山の上にあるテントで夜を過ごしたのだ。そこでは、クーラーなどの便利な家具がなかったため、暑かったのだ。また、虫などの騒音があったため、あまり寝付けなかった。しかし、そこの生の自然に接することで自給自足の生活の大変さを知ることができ、最初食事を作れるようになったのだ。このように、もっとありのままの自然と接するべきなのだ。
次に、第二の方法として、失敗を恐れずに実際に行動することだ。なぜなら、失敗を恐れずに行動することで、経験が手に入り、チャンスが増えるからだ。私は小学生の頃、中学受験の失敗を恐れずに挑戦した。小学四年生の頃は海外にいたこともあり、あまり失敗するリスクを負って、受験をしたいと思ったことがなかった。しかし、小学六年生になってからちゃんと勉強したいと思い、失敗を恐れずに勉強した。結果として第一志望には落ちてしまったが、第二志望には受かり、自分なりに勉強の仕方が分かるようになった。この経験が生き、現中学三年生として、高校受験の勉強に励んでいるのだ。このように、失敗を恐れずに行動することは大事なのだ。
確かに、現代は子供達の周辺も犯罪などの危険が多く、昔ほどは自由に行動できない。公園なども禁止の立て札が増えていて、ボールを使える公園が減ってきているほどだ。しかし、「百聞は一見にしかず、百見は一考にしかず、百考は一行にしかず」という言葉もあるように、何事も自分の身を持って体験することが大切なのだ。私もこれからは何事も失敗を恐れずに、生の自然と接し、自分で体験したい。