なかそうさん、自然との関わり方について深く考え、豊かな表現で書けています。
フィンランドの森の描写から始まり、五感を使って自然を感じることの大切さを具体的に示している点がとてもよいです。
ヘレン・ケラーの実例を用いて、視覚や聴覚に頼らずに自然を感じ取る方法を説明しているところは説得力があります。
また、地球温暖化の影響を通して自然を広い視野で捉える必要性を述べている点も立派です。
自然を単なる背景ではなく、人間も含めた大きなつながりの一部として捉えている視点がしっかりしています。
さらに、「寒さに満足することである」という名言を引用し、自然の厳しさも受け入れる姿勢を示しているのも印象的です。
全体を通して、自然との共生を自分の生き方に結びつけている点がよく伝わってきます。
これからも、具体的な例や名言を活かしながら、自分の考えを深めていってください。
【項目評価】
体験実例がよく書けています(ヘレン・ケラーの例)
方法がよく書けています(五感を研ぎ澄ますこと、自然を広くとらえること)
生き方の主題がよく書けています(自然との対話を楽しむ気持ちの余裕)
名言がよく書けています(寒さに満足することの名言)
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題○ 表記◎
字数/基準字数:1192字/800字
思考点:77点
知識点:81点
表現点:88点
経験点:82点
総合点:88点
均衡点:6点
■思考語彙 20種 28個 (種類率71%) 77点
n確か,。しかし,。例えば,するため,すると,する可能,そのため,として考える,ないため,ないと,は第,また第,を考える,人間にとって,化によって,変えよう,感じるため,知ろう,考えるば,見えざる,
■知識語彙 63種 105個 (種類率60%) 81点
一員,一斉,一番,一部,上昇,世界,五感,人間,余裕,便利,全体,全身,動物,北極,北部,名言,周囲,地域,地球,地球交響曲,場所,変化,大切,家庭,対抗,対話,影響,彼女,必要,情報,意識,撮影,教師,文字,方法,時期,時間,普段,景色,本当,植物,気温,氷河,活動,減少,温度,温暖,満足,無関係,理解,環境,生命,生息,生態,生活,範囲,自分,自然,草木,解放,言葉,都合,野性,
■表現語彙 132種 225個 (種類率59%) 88点
n確か,こと,ころ,さ,さまざま,するため,する可能,そこ,そのため,たち,つながり,ないため,もの,よう,わけ,アン,ケラー,サリ,バランス,フィンランド,ブヨ,ヘレン,ホッキョクグマ,ラップランド,一,一つ,一員,一斉,一番,一部,上,上昇,世界,二,五感,人,人間,他,余裕,便利,全体,全身,前,動物,匂い,化,北極,北部,名言,周り,周囲,命,地,地域,地球,地球交響曲,場,場所,声,変化,夏,外,大切,家庭,対抗,対話,形,影響,彼女,必要,性,情報,意識,感じるため,手,撮影,教師,文字,方,方法,時期,時間,普段,景色,本当,森,植物,気持ち,気温,氷,氷河,活動,海,減少,温度,温暖,満足,無関係,物,狩り,理解,環境,生き物,生命,生息,生態,生活,界,目,私,穏やか,範囲,系,者,耳,自分,自然,花,草木,虫,蚊,解放,言葉,都合,野性,間,音,風,食べ物,香り,鳥,鼻,
■経験語彙 42種 59個 (種類率71%) 82点
しまう,つづる,できる,とける,として考える,とらえる,もつ,もらう,られる,を考える,付き合う,使う,入る,出る,出会う,分かる,匂う,及ぶ,受け入れる,向き合う,向ける,含める,変える,変わる,奏でる,得る,感じる,感じ取る,教える,楽しめる,止める,生きる,知る,研ぎ澄ます,続ける,聞こえる,育つ,脅かす,芽吹く,見える,触れる,避ける,
■総合点 88点
■均衡点 6点
映画「地球交響曲」の(感)
中3 なかそう(nakasou)
2026年9月1日
フィンランド北部ラップランドの夏の森は、短い夏の間に生命が一斉に芽吹く「地球交響曲」のような場所である。しかし、森は美しいだけでなく、蚊やブヨなども生きる野性の世界だ。撮影者は虫よけなどのバリアを避け、五感を解放して森と向き合う。森の一員として自然を受け入れることで、風や匂い、音など、生命が奏でる本当の美しさを感じられるのである。私は、自然との対話を楽しめるような気持ちの余裕をもって生きていきたい。
そのための方法は第一に、五感を研ぎ澄まし、自然を全身で感じることだ。例えば、ヘレン・ケラーは目が見えず、耳も聞こえなかったが、触れることや匂いを感じることなどを通して、周囲の世界を知ろうとした。幼いころのヘレン・ケラーは、目や耳から入ってくる情報がないため、周りの人や物について知ることが難しかった。しかし、家庭教師のアン・サリバンと出会い、手に文字をつづって言葉を教えてもらうことで、少しずつ周りの世界を理解していった。そして、実際に物に触れたり、外に出て風や花の匂いを感じたりすることで、自分の知らなかった世界を知ろうとしたのである。彼女は目で景色を見ることができなくても、手で触れたものの形や温度、鼻で感じる花の香りなどから、自然を感じ取っていた。このことから、自然を感じるためには、ただ景色を見るだけではなく、風の冷たさや草木の匂い、鳥の声など、普段は意識していないものにも五感を使い、目を向けることが大切だ。
また第二の方法としては、人間の都合だけでなく、自然を大きくとらえることだ。例えば、地球温暖化によって気温が上昇すると、氷河がとけたり、動物の生息地が変化したりするなど、自然界のさまざまな場所に影響が及ぶ。特に北極に近い地域では温暖化の影響が大きく、氷がとけることで、そこを生活の場としている動物たちにも影響が出ている。例えば、ホッキョクグマは海氷の上で狩りをするため、海氷が減少すると食べ物を得ることが難しくなる。また、気温が変化することで植物が育つ時期や動物の活動する時期も変わり、生態系全体のバランスが変化する可能性がある。人間にとって便利な生活を続けることだけを考えていては、このような環境の変化が止められなくなってしまう。しかし、地球全体を一つの大きなつながりとして考えれば、人間も自然の一部であり、他の生き物と無関係に生きているわけではないと分かる。このように、自分の目の前の便利さだけではなく、長い時間や広い範囲から自然を見ることが必要なのだ。
確かに自然はいつも穏やかではなく、ときには人間の命を脅かすこともある。しかし、「寒さに対抗する一番良い方法は、寒さに満足することである」という名言もあるように、自然を自分に都合よく変えようとするのではなく、その厳しさも含めて受け入れることで、自然との付き合い方を考えることが大切だ。