すみひなちゃん、こんにちは。実体験から学ぶ生き方をしたいですね。自然と触れ合う事の大切さは、とくに子供たちの健全な育成の面でよく叫ばれています。近年、環境の問題から子供たちは自然から遠ざかっています。勉強のために時間がない、社会が変化して危険が多い、生活が都市部に集中する。こう考えてみれば、ゲームは生まれるべくして出現した現代の遊びである気がしてきます。あくまでもバーチャルで、学ぶところがありません。
まず、生き物にふれてみることですね。すみひなちゃんは、蝶の羽化という驚きと感動を体験しています。これは、映像技術がいかに進んだとしても追体験できるものではありません。それは、命とは美しく強いが、儚いものでもあり、誕生する感動はその瞬間にふれて感じるものだからでしょう。こういった考察を展開してみるとよさそうです。
第二には、成長に必要なものを考えてみることですね。「うまくいかないことや、危険を知ること」これが抜け落ちる傾向にあります。生の自然界にはそれがあります。たとえば、自然災害、台風、地震、容赦なく破壊し奪っていきます。対して、人間が大事にしている都市生活はそういった脅威から手堅く守られていると言えそうですね。
たしかに、学習によって危機を想定し避けることも大切ではあります。けれども、それはシュミレーションのようで脆く感じますj。自然のなかで生きることを実体験して得る力を大事にしたいですね。
<<え2015/432pみ>>
すみひなさんの作文は、トンボ王国での自然体験をきっかけに、自然と直接触れ合うことの大切さを深く考察している点がとてもよく書けています。
特に、子どもが生きている虫に対して抱く「美しさ」や「所有したい」という自然な欲求に触れ、現代の過保護な環境との対比を通して、自然体験の意義を説いているところが説得力があります。
また、自身の体験として、チョウの羽化の様子を具体的に描写し、その感動を伝えている点は、読者に強い印象を与えています。
この体験実例が文章に深みを加え、自然の美しさや生命の尊さを実感させる効果を生んでいます。
さらに、現代の教育方針やSNS、バーチャルリアリティーの話題を取り入れ、直接体験の価値を対比的に示している点も、論理的で興味深いです。
最後に、「どの方法で知識を得るかを考える」という結びは、自分の生き方に結びつけた意見としてよくまとまっています。
全体を通して、自然体験の意義を多角的に捉え、具体例と社会の現状を織り交ぜて論じている点が優れています。
【項目評価】
体験実例がよく書けています。
方法がよく書けています。
生き方の主題がよく書けています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1247字/800字
思考点:67点
知識点:80点
表現点:82点
経験点:92点
総合点:81点
均衡点:1点
■思考語彙 16種 22個 (種類率73%) 67点
n確か,n第,、考える,。きっと,。しかし,か考える,その第,たので,だろう,と思う,なると,のため,伴わざる,子供にとって,楽しいはず,育てるべき,
■知識語彙 61種 90個 (種類率68%) 80点
一番,一緒,不可欠,世界,予想,予測,人間,体感,体験,価値,保護,動物,危険,可哀想,商品,大切,失敗,子供,存続,学校,安全,実感,将来,小学生,情景,感動,成長,手法,技術,教育,文部,方法,方針,映像,昨今,時期,様子,模様,欲望,残念,状況,環境,生物,画質,発展,直接,知識,社会,禁止,科学,経験,羽化,自分,自然,自身,装備,進化,開発,関係,項目,風潮,
■表現語彙 120種 197個 (種類率61%) 82点
n確か,あれ,うち,こと,ころ,さ,ぜん,それ,それら,たくさん,たち,とき,のため,ひび,もの,よう,チョウ,トンボ,バーチャル,プロセス,ボタン,マンション,リアリティー,一,一つ,一番,一緒,不可欠,世界,中,予想,予測,二,人,人間,今,体感,体験,例,価値,保護,力,動物,化,危険,可哀想,命,商品,場,壁,大切,失敗,妹,子ども,子供,存続,学校,安全,完ぺき,実感,家,将来,小学生,情景,感動,成長,手,手法,技術,教育,文部,方法,方針,映像,昨今,時期,楽しいはず,様々,様子,模様,欲望,残念,状況,環境,生,生物,画質,発展,的,目,直接,省,知識,社会,禁止,私,秋,科学,積み重ね,糧,経験,緑,羽,羽化,自分,自然,自身,虫,蝶,装備,言いよう,身,近く,進化,開発,関係,雪解け,頃,項目,風潮,
■経験語彙 49種 67個 (種類率73%) 92点
、考える,いける,か考える,しまう,せる,たたむ,つく,できる,と思う,なぐ,やる,れる,伝える,伴う,伸びる,住める,入る,出る,分かる,含む,困る,囲む,増やす,変わる,学ぶ,守る,広がる,得る,忘れる,感じる,持ち帰る,持つ,採る,楽しむ,死ぬ,生きる,生き返る,着ける,知る,築く,続ける,育つ,育てる,表せる,見える,見なせる,触れる,遭う,飼う,
■総合点 81点
■均衡点 1点
自然との親しみ
中3 すみひな(sumihina)
2026年9月2日
トンボ王国は長野県にある、トンボと親しむための空間だ。博物館やトンボ池を見て回ることで、トンボが住める環境に対する知識を身に着けることができる。しかし、トンボを採ることも大切なのではないか。生物を採ることは、ただ見るだけではなく、自分の手で自然に触れる経験の一つだと見なせる。そして、子供にとって生きている虫とは「うつくしいもの」であり、それを自分のものにしたいということは人間が持つしぜんな欲望だ。昨今では、可哀想、命を大切になどということを言ってそれを禁止している。子供が楽しいはずの自然をつまらないものに感じるのは残念なことだ。自然の環境を存続させることは将来の子供たちのためにもなるだろう。私は、実際にそのような経験をすることを大切に生きていきたい。
その第一の方法は、生きているものとじかに触れることだ。小学生のころ、秋になるとたくさんのチョウのさなぎが壁につくマンションがあった。家の近くだったので、私はよく、妹と一緒にそのさなぎをはがして持ち帰り、家で飼っていた。雪解けの時期になると、まだ緑も見えないうちから羽化してしまい困ったこともある。あるとき、大きなさなぎにひびが入り、中からアゲハ蝶が出てきた。そのときの、たたまれていた羽がだんだんと伸び、ドレープのような模様が広がっていく様子は、言いようもないほど感動的だった。きっと、どんなに画質の良い映像でもあれは表せなかっただろう。生で見る情景の感慨深さは、発展した科学技術でも、ありのままを伝えることはできないのだ。
第二の方法は、私たちがどうやって成長しているのか、体感できる場を増やすことだ。直接自然に触れる経験には、うまくいかないことや、危険を知ることも含まれる。文部科学省では、学校での教育方針として「子どもの安全教育」というものがある。「危険を予測する力を育てること」がその項目の一つになっているのだが、はたして、それは今の社会で育つだろうか。今、子供は完ぺきに、かつ安全に育てるべきだという風潮がある。過保護化した環境に囲まれて、「あぶない状況」を予測することは難しい。危ないことは、そのような目に遭ってみて初めて分かるものだ。成長には、失敗し、それらから得た知識の積み重ねが不可欠なのではないだろうか。
確かに、考えることで予想することができる。その予想に従って自分の身を危険から守ることは、とても大切なプロセスだ。しかし、この頃、SNSは進化し続け、様々な手法で実感を伴わずに体験ができる商品が開発されている。バーチャルリアリティーなどがその良い例だ。ボタン一つで装備が変わり、死んだ人が生き返る。バーチャルの世界を楽しむことがいけないのではない。直接生きている動物と関係を築くこと、それだけで大きな価値があるということを忘れてはならないのだ。一番大切なのは、どの方法で知識を得ることができるか考えることだろう。私は、学んだことを私自身の糧として生きていきたいと思う。