ゆきのんさんの作文は、とても深く考えて書かれていることがよく伝わってきました。
イギリス人と日本人の犬のしつけの違い(ちがい)から、人間と動物の位置づけの違い(ちがい)を考えるところは、とても論理(ろんり)的でわかりやすいです。
また、(くつ)脱ぐ(ぬぐ)履く(はく)かの文化の違い(ちがい)を例にして、価値(かち)観の違い(ちがい)を具体的に説明している点がすばらしいです。
「まるでこぼれたチョコレートソースを踏ん(ふん)だようなあとがつく」というたとえも、とてもイメージしやすく、たとえがうまく使われています。
さらに、お父さんとお母さんの買い物の話を聞いて、自分の考えに取り入れているところは、前の話聞いた話がよく書けています。
最後に、価値(かち)観の違い(ちがい)理解(りかい)しようとする気持ちが伝わり、わかったことがよく書けています。
文章全体がしっかりまとまっていて、ゆきのんさんが考えたことがよく伝わる作文でした。
これからも、いろいろな視点(してん)から物事を考えて、文章にまとめていってください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われている
・前の話聞いた話がよく書けている
・わかったことがよく書けている
・書き出しの結びがよく書けている
 

森リン評価 意見や見解の背景 ni 09月2週 ゆきのん
字数/基準字数:
1337字/700字
思考点:92点
知識点:65点
表現点:73点
経験点:80点
総合点:77点
均衡点:0点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:0点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙26種33個79%92点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙40種58個69%65点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙100種171個58%73点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙41種70個59%80点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1337字
 92点
 65点
 73点
 80点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 26種 33個 (種類率79%) 92点
 同様,、なぜ,、例えば,。たしかに,。一方,あるので,かによって,する可能,それに対して,だろう,と思う,と考える,はなぜ,みると,られざる,を考える,主張に対して,人によって,少ないので,比べると,考える,考えるため,脱ぐらしい,行くと,行けば,調べざる,

■知識語彙 40種 58個 (種類率69%) 65点
一期一会,両方,主張,予約,事例,体型,価値,公共,問題,基本,失敗,完璧,怪我,意見,旅行,日本,検討,機会,比較,潜在,無意識,父母,直感,相手,短所,確率,私的,空間,簡単,背景,自分,行動,見解,言葉,課題,部分,重要,重視,長所,非難,

■表現語彙 100種 171個 (種類率58%) 73点
 同様,あと,うえ,おかげ,こっち,こと,これ,する可能,そう,そこ,それ,それぞれ,とき,どこ,どれ,ほう,もの,やり方,よう,アメリカ,ストレス,ソース,チョコレート,プラン,ベット,リビング,ルーム,一期一会,両方,中,主張,予約,事例,二,人,人々,体型,価値,公共,問題,国,土,基本,外,失敗,完璧,家,床,思い,性,怪我,意見,手,文,方,旅行,日本,枠組み,検討,機会,母,比較,泥,潜在,点,無意識,父,父母,的,直感,相手,短所,確率,私的,空き,空間,簡単,考え,考えるため,考え方,背景,自分,行動,見解,観,言葉,話,課題,調べ,買い物,足,部分,重要,重視,量,長所,間,非難,面,靴,

■経験語彙 41種 70個 (種類率59%) 80点
くれる,こぼれる,しまう,つく,と思う,と考える,なくなる,られる,れる,わかる,を考える,上がる,上げる,入れる,加える,動かす,売り切れる,変わる,守る,履く,巡らせる,悩む,感じる,教える,比べる,汚れる,決める,狙う,異なる,考える,聞く,脱ぐ,表す,調べる,踏む,逃す,過ごす,違う,間違える,防ぐ,隠れる,

■総合点 77点

■均衡点 0点
 

意見や見解の背景
   小5 ゆきのん(akiyura)  2026年9月2日

 イギリス人は犬をしつけることが上手である。それに対して、日本の犬はしつけができていない。このような違いがあるのは、人間と動物とのお互いの位置づけが異なるからだと考えている。イギリス人は人間が完全に支配するべきであり、自律性を持たないものと考えている。一方、日本人は家畜は人間に従属する存在とはみなしておらず、自律的な存在だと考えている。イギリス人も日本人も一般の人は動物感や生命感をはっきりと意識しているわけではなく、人々を無意識に動かしている基本的な価値体型の枠組みというものは、実は深く隠されているのである。

 「人々を無意識に動かしている基本的な価値体型の枠組みというものは、実は深く隠されているのである」ということについて、靴を脱ぐか履くかで考えてみた。まず考えるために、靴を履いて過ごす国、例えばアメリカのやり方について調べてみた。靴をアメリカでは、公共な空間なリビングでは靴を履き、私的なベットルームでは靴を脱ぐらしい。日本では両方とも靴を脱ぐ。このことについて、外に行くと靴には土や泥がまるでこぼれたチョコレートソースを踏んだようなあとがつく。靴を履いて家に上がるということは、家の中でも足は守りやすいが、家の床が汚れてしまう。アメリカでは足を守ることのほうが重要と考え、少々床が汚れることはいいと感じると思った。それに対して日本は、床が汚れることを防ぎ、足を怪我することは外と比べると少ないので、靴を脱ぐ。どこを重視しているかによって行動が変わってくると思った。

 同様の事例がないか、父と母に聞いてみると、二人の買い物をするときや、旅行のプランを考えるときの調べる量や考え方などが違うという話を教えてくれた。母は、じっくり調べ上げて比較検討したうえで、これだと決める。調べずに失敗することの方がストレスに感じるそうである。たしかにそのおかげで失敗する可能性が低い。だが、調べてどれにするか検討している間に売り切れてしまったり、予約の空きがなくなってしまうことがあるので、そこが問題点である。一方で、父の考えは直感でこれだと決めたものにする。悩んでいる間に売り切れたりするなど、機会を逃してしまうことがストレスであること、そもそも完璧を狙っていないことに加えて、一期一会的に決めたことで上手く行けばそれはそれで楽しいそうだ。手に入れられる確率は高くなるが、失敗する可能性は高くなってしまう面もある。それぞれ違う面で長所と短所があるので、こっちがいいとははっきり決められず、それぞれが父母を無意識に動かしている基本的な価値体型の枠組みなのだろうと思った。

 課題文においても、「人々を無意識に動かしている基本的な価値体型の枠組みというものは、実は深く隠れている」という言葉に表されるように、潜在的な部分において、意見や見解の背景となる価値観は人によって異なることがわかった。ある主張に対して、自分が正しい、相手が間違えていると非難することは簡単であるが、なぜ相手が自分と異なる主張をするのか、背景となる価値観や考え方に思いを巡らせることは重要なことなのではないかと考え、これからはなぜ相手が自分と異なる主張をするのかを考えてみたいと思った。