行動するための手段は

   中2 あささわ(asasawa)  2026年9月2日

 最近の教育状況は自分で判断できない、自己決定できない、したがって自分自身の指針をもたないまま行動してしまう子どもが多い。つまり、他人依存であり、集団依存であり、状況に支配されやすい。そのため大人になっても、「指示」しなければ、「マニュアル」を与えなければ、なにもできないような大人になってしまう。そのような人たちは自分で考え、判断し、決断するといった作業に慣れていないのである。

 確かに、自分で判断し、主体的に行動することは大切だ。なぜなら、周りをまとめることができるからだ。中学一年生のころ、私が班長になりたてのころに、メンバーをまとめる方法が分からなくて苦戦していた。皆の意識を勉強に向かせることが難しく、授業内で終える必要がある事が全くできていないくらい、グループワークが壊滅的だった。私は今まで、班長という立場になったことがなかったため、リーダーシップを持っていなくて、周りのまとめ方が分からなかった。しかし、「リーダーシップを持つ方法」についての本を読んだら、自分から主体的に行動し、仲間を引っ張っていくことが大切だと学ぶことができた。そのことがあってからは、自分から主体的に行動し、容赦なく指示していたら班のまとまりが生まれた。二年生になった今でも、班長を続けていて、今では班の全員が仲のいい関係になっている。このように、少し勇気がいることだけれど、自分で判断し、主体的に行動することで、周りの人たちをまとめることができるのだ。

 しかし、指示通りに行動することも大切だ。なぜなら効率的に物事を進めることができるからだ。例えば、千羽鶴を作りたくなったときに、一人でやるより大人数でやったほうが効率的に進むだろう。その大人数に千羽鶴制作に協力してもらう際、「千羽鶴を作りたいから、折っておいて」と伝えても具体的な内容が理解できないので混乱してしまう。その状況の中で折り鶴を作ってしまうと、一人は大きさが全然違ったり、もう一人は使っている紙が厚紙でボリュームがありすぎたりして統一感がなくなってしまうかもしれない。だからこそ、集団で何かに取り組むときは、的確な指示を元にして、その指示通りに行動することが大切だと思う。指示されたことと違った独自の方法で行動すると、問題が生まれて余計な時間がかかってしまい、本末転倒である。そのため自分から主体的に行動するにしても、自分で考えた独自の方法は使用せず、指示通りに行動することで効率的に物事を進めることができるのだ。

 自分で判断し主体的の行動することも、指示通りに行動することもどちらも大切だ。しかし、一番大切なことは、「何事もしない者だけが失敗もしない。 」という名言があるように、いい結果を生むために一生懸命努力することだ。失敗を恐れて行動しない者は、いい結果も得られないため、何ごとにも一生懸命挑戦することが大切である。挑戦する手段として、自分の判断で行動したり他者の指示通りに行動したりして、いい結果を掴むのだ。私はこれから、行動しなければ何も変わらないという考えを意識して、学校生活で悔いのない行動をしていきたい。