ゆきさんの作文は、日本の伝統的な自然鑑賞(かんしょう)とコミュニケーションの関係について、深く考えをまとめている点がとてもよいです。
特に、「見る」ことを通じて心が通じ合う日本の社交の特徴(とくちょう)を、自分の体験を交えて具体的に説明しているところが素晴らしいです。
修学旅行のエピソードを使って、話しかけにくい人とも気持ちを共有できたことを伝えているので、読者にわかりやすく説得力があります。
また、欧米(おうべい)との比較(ひかく)を通じて、日本のコミュニケーションの良さを二つの理由で説明している構成もわかりやすいです。
「心と心がふれあって、なんにもいわずにわかること、ただそれだけのとろこびが、人生至上の幸福さ」という名言を引用し、文章に深みを加えている点も高く評価できます。
ゆきさんの意見がはっきりしていて、その理由もしっかり書けているので、説得力のある文章になっています。
これからも、自分の体験や名言をうまく使いながら、意見をわかりやすく伝える練習を続けてください。

【項目(こうもく)評価】
是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
反対意見の理解がよく書けています。
名言がよく書けています。
 

森リン評価 コミュニケーションの取り方 mi 09月4週 ゆき
字数/基準字数:
982字/800字
思考点:85点
知識点:69点
表現点:64点
経験点:74点
総合点:75点
均衡点:2点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算:
 
思考点:96点
知識点:80点
表現点:76点
経験点:84点
総合点:84点
均衡点:2点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙23種25個92%85点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙46種77個60%69点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙79種141個56%64点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙37種55個67%74点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
982字
 85点
 69点
 64点
 74点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 23種 25個 (種類率92%) 85点
 確か, 第,、思う,。だから,。つまり,あるかも,いえば,いわざる,できるから,とれると,と思う,ないと,なければ,はおそらく,みると,伝えれば,伝わるから,使えば,使わざる,問わざる,良い思う,話さざる,話すと,

■知識語彙 46種 77個 (種類率60%) 69点
不可能,人生,人間,会合,会話,伝達,修学旅行,共有,共通,基本,幸福,思考,意味,意思,感情,成立,日本,日本人,時候,普段,普通,月見,欧米,特別,理由,生活,相手,社交,社会,絶対,老若男女,自分,自然,至上,花見,苦手,行動,言葉,進行,過言,重要,鑑賞,長文,雪見,雰囲気,風景,

■表現語彙 79種 141個 (種類率56%) 64点
 確か,いずれ,こと,さ,そう,そこ,それ,なに,もの,よう,イベント,コミュニケーション,テレパシー,一,三つ,不可能,二,二つ,人,人々,人生,人間,会合,会話,伝達,修学旅行,共有,共通,周り,基本,場,幸福,心,思考,意味,意思,感情,成立,方,日本,日本人,時,時候,普段,普通,月,月見,欧米,気持ち,点,特別,理由,生活,的,相手,社交,社会,私,絶対,老若男女,自分,自然,至上,花,花見,苦手,行動,言葉,話,進行,過言,重要,鑑賞,長文,限り,雪,雪見,雰囲気,風景,

■経験語彙 37種 55個 (種類率67%) 74点
、思う,あう,いける,うつろう,うる,くれる,こびる,しれる,だまる,できる,とれる,と思う,ながめる,ふれあう,わかる,与える,並ぶ,伝える,伝わる,使う,出来る,助ける,取る,合わす,問う,営む,察す,惜しむ,書く,済む,眺める,良い思う,話しかける,話す,調べる,貴ぶ,頼る,

■総合点 75点

■均衡点 2点
 

コミュニケーションの取り方
   中1 ゆき(aonari)  2026年9月4日

 花見と並んで、月見と雪見、この三つが日本人の自然鑑賞の基本になっているが、月・雪・花、そのいずれもがうつろいやすいものという共通点がある。うつろいやすいものを惜しむ心が、時候に合わした会合の珍しさを貴ぶのだ。日本人は、「見る」ということに重要な意味を与える。さらにいえば、日本の社交の基本は「見る」ことで成立する。日本人なら、だまってなにかをながめるだけでも、会話は進行しうるのだ。私は、言葉に頼らない日本的なコミュニケーションの取り方は良いと思う。その理由は二つある。

 第一の理由は、話しかけにくい人、話すのが苦手な人でも、老若男女問わず気持ちを共有できるからである。私が修学旅行に行った時、普段は少し話しかづらい人でも話しかけることが出来た。それは、修学旅行という特別なイベントだということもあるかもしれないが、周りの雰囲気が助けてくれたといっても過言ではない。普通に話すと時、話しかけづらいなら、話さずに伝えればいいのである。ただそこにある風景を眺めるだけでも、思っていることはおそらく伝わる。調べてみると、コミュニケーションという言葉の意味は、社会生活を営む人間が、互いに意思や感情、思考を伝達しあうことだそうだ。つまり、なにも絶対言葉で伝えなければいけないということではないのである。

 第二の理由は、長い言葉を話さなくても、伝わるからである。長文にも書いてあるように、欧米では、「会話」が社交の基本だが、日本では、「見る」ことが社交の基本である。日本では、言葉をあまり話さなくても、なんとなく伝わるが、欧米でははっきり言わないと伝わらないそうだ。欧米の人々は会話をするが、日本の人々は相手の気持ちを察して心で会話する。つまり、話さなくても、その場の雰囲気で行動できるということである。

 確かに、言葉をまったく使わずに会話をするのは、テレパシーでもない限り不可能である。当然、言葉を使えば、とてもわかりやすくはなるが、「心と心がふれあって、なんにもいわずにわかること、ただそれだけのとろこびが、人生至上の幸福さ」という言葉があるように、なにも言わなくても、コミュニケーションがとれると、自分があまり言いたくないことも話さなくて済む。だから私は、言葉に頼らない、日本的なコミュニケーションの取り方は良い思う。