「人間および動物を通して」を読んで
小5 かわさら(kawasara)
2026年9月3日
人間及び動物を通して、広義のあいさつ行動は、一体どのような時に起こるものだろうか。第一に考えられるのは、個体と個体との出会いである。互いに見知らぬもの同士が出会う時は言うまでもなく、すでに知り合っている者の間でも出会いがある程度の離別の後で起こった場合には、動物・人間を問わず一般にあいさつ行動が見られる。未知のもの同士の出会いでは、相手の素性や気持ちがわからぬことからくる不安と警戒の念が、特にあいさつ行動を要求するのである。それを行うことによって、相手をなだめ、安心させることができる。人間の場合、出会いの挨拶行為は身元確認にもつながっている。そのためには、あいさつがそれぞれの社会で、文化的に慣習化されている一定の形式に従って行われることが必要となる。これを強くもった特殊な挨拶として仁義や敵味方を暗闇で判別するのに用いられる合言葉がある。知っている人でも、朝の出会いには必ず挨拶をする。誰かと一緒にいる時は、その人の気持ちについて行きやすいし、自分と相手との相互関係もわかっている。ところが離れてしまうと、その間は二人別々の経験をすることになるため、気持ちや考え方のずれが生じてしまう可能性があるからこそ再び出会った時、両者の気持ちや関係が、別れる前と変わっていないことを確認したいのである。これは、なぜ人間は別れの挨拶をするのかにもつながる。それは、再び会うときまで、今別れるときと同じ関係を相手が抱けるか確認したいのである。人間でも動物でも、短い別れの後の出会いの挨拶と、長い別離の後の出会いの挨拶とは、その強さが違うのである。人間と動物のあいさつの違いは、動物は先の予測ができないため、別離の挨拶がないことである。長期間の別れの挨拶は、長く複雑だ。互いに分かれていると言うことがどれほど不安で心配なものなのかがよく理解できると思う。
私が体験した人間および動物を通しての挨拶は犬にある。私の祖母は飼い主が旅行に行っている間に犬を預かる仕事をしている。犬はまず最初に互いの匂いを嗅ぐという挨拶行動をするが、別れの挨拶はしない。けれど、時間が経ってまたあった時は、飼い主ではないけれど、覚えていてくれている。私は、動物によって挨拶は異なるのか気になった。
調べてみると、挨拶はあらゆる動物に共通の行為だ。イヌはお互いの尻の匂いを嗅ぎ合うし、アフリカゾウは鼻を揺らし、歌鳥たちはお互いの羽をつつき合う。シャチは列になって向かい合い、まるでライブ会場かのように集まってもみくちゃになりながら、尾ひれを打ちつけ合ったり、鳴音を上げたりするそうだ。
挨拶は、別れの後、不安で心配な毎日で再会するからすごく大切だと分かった。これからも挨拶を欠かさずに続けようと思う。