あおやゆさんの作文は、アイデンティティーについて深く考え、自分の意見をしっかりと述べている点がとてもよいです。
「アイデンティティーは他者との関わりの中で確立するべきだ」という主張が明確で、文章全体の主題がはっきりしています。
また、その意見を支える理由が具体的に書かれていて、説得力があります。
例えば、他人がいるからこそ自分の位置を知ることができるという説明や、好きなことを通じて自分を語ることの大切さなど、わかりやすい理由が述べられているのがよいですね。
さらに、三島由紀夫の名言を引用し、アイデンティティーの捉え(とらえ)方について深みを加えている点も評価できます。
自分の考えだけでなく、反対意見も取り上げて「確かに否定的な形で決める方が楽だが……」といったバランスの良い視点があることも素晴らしいです。
文章の構成も論理的で、読み手に伝わりやすい工夫がされています。
これからも、自分の考えを理由や具体例とともにしっかり書く練習を続けてください。

【項目(こうもく)評価】
是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
名言がよく書けています。
反対意見の理解がよく書けています。
 

森リン評価 アイデンティティ mi 09月3週 あおやゆ
字数/基準字数:
1271字/800字
思考点:85点
知識点:75点
表現点:76点
経験点:82点
総合点:85点
均衡点:6点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算:
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:6点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙23種31個74%85点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙54種109個50%75点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙105種205個51%76点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙42種60個70%82点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1271字
 85点
 75点
 76点
 82点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 23種 31個 (種類率74%) 85点
n確か,n第,あれば,いえば,いくと,いるから,いるはず,からこそ,くるから,すると,するべき,たから,だから,だろう,でいわば,と思う,ないから,なければ,も言える,よければ,をなぜ,を考える,人間にとって,

■知識語彙 54種 109個 (種類率50%) 75点
一喜一憂,三島,世界一,交錯,人間,他人,他者,以上,以下,以外,位置,何者,偏差,内側,印象,史上,否定,地図,基準,変化,外側,大切,存在,安定,定番,希薄,平均,影響,必要,悲観,意見,意識,感動,指紋,挑戦,数字,最後,最終,理由,由紀夫,確立,簡単,紹介,経験,結局,自分,自己,言葉,記録,認識,質問,部分,都度,関係,

■表現語彙 105種 205個 (種類率51%) 76点
n確か,いるはず,ここ,こと,これ,さ,さん,すべて,そう,それ,ただ,たび,もの,やり取り,やり方,よう,わけ,ん,アイデンティティ,アイデンティティー,コミュニケーション,テスト,一,一つ,一喜一憂,三島,上,世界一,中,二,交錯,人,人間,今,他人,他者,代,以上,以下,以外,位置,体,何,何者,値,偏差,僕ら,内側,初,印象,只,史上,否定,地図,基準,変化,外,外側,大切,好き,好き嫌い,嫌い,存在,安定,定番,希薄,平均,形,影響,心,必要,思い出,悲観,意見,意識,感動,指紋,挑戦,数字,方,時,最後,最終,楽,殻,点,理由,由紀夫,的,確立,簡単,紹介,経験,結局,自分,自己,言葉,記録,認識,誰,質問,部分,都度,関わり,関係,

■経験語彙 42種 60個 (種類率70%) 82点
かたどる,こもる,しまう,せる,てる,できる,と思う,なくなる,なす,なれる,もらう,も言える,られる,わかる,を考える,代わる,会う,傷つく,取る,受ける,受け止める,喜ぶ,引く,得る,思い返す,揺れる,教える,死ぬ,決める,狭める,目指す,知る,称える,終わる,繰り返す,表す,褒める,見出す,詰まる,語る,越える,過ぎる,

■総合点 85点

■均衡点 6点
 

アイデンティティ
   中1 あおやゆ(aoyayu)  2026年9月3日

 アイデンティティーを確認する。自分を確認するとき、「〇〇ではない」「〇〇とは違う」と考えると潔癖症になってしまう。他者を排除することによってではなく、他者との交錯、他者とのやり取りの只中で、その都度自分をかたどっていくというやり方をするべきだ。他者の他者として自分を意識できない時、僕らの自己意識はグラグラ揺れる。あるいはとても希薄になる。アイデンティティーは他人との関わりの中で確立する方がいい。

第一の理由はアイデンティティはそもそも自分とは何かを考えるということで、必ず他人の存在が必要になってくるからだ。自分は何者なのかを考える基準に他人がある。平均点や偏差値は他人がいるからこそあるものだ。自分以外に何も基準なければそれ以上もそれ以下もないわけだから上を目指すことで越えるかべがなくなってしまうだろう。そもそも他人がいなければ自分がどうであると表すことはできない。自分以外にテストを受けた人がいなければ自分の位置を認識できない。他人の存在は深いコミュニケーションを取る人間にとっては特になくてはならないものでいわば地図のようなものだ。史上初とか世界一とかいう言葉は人をなぜそんなに感動させるのか。今まで誰もなし得なかったことをしたからだ。でももし他人の記録や平均値がなかったら?記録はただの数字に過ぎない。他人との関係の中でアイデンティティを見出していくたびに自分の位置を知って受け止めることができるという心の強さが必要だから記録に挑戦することは褒め称えられるものなんだなと思う。

第二の理由は否定的にアイデンティティを決めていくと自分を狭めてしまう。何かで見た言葉だが「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れ」という言葉が好きだ。好き嫌いは自己紹介の定番であるくらい大切なものだ。人間でいう好きは内側で嫌いは外側にあると思う。自分の外の部分を語って「ここから内側が自分です」ではわからないしその人の嫌いなものを知っても仲良くなれるかといえば好きなことを教えてもらった方が仲良くなれそうだ。「この内側のこれが自分です」と言った方がよっぽど好印象だし、わかりやすい。じゃあこれも好きなのかなと質問もしたくなる。

確かに否定的な形でアイデンティティを確立する方が簡単である。殻にこもる方が楽だしわざわざ他人と会ってまで自分を知りたいと思わないという人もいる。実際特に10代に引きこもりが多いのはアイデンティティが安定してない体とも言える。自分が何者かわからないから他人の意見を真に受けて傷ついたり、喜んだりと一喜一憂する。「アイデンティティとは指紋である。最終的に一つあればいいんだ。」この言葉は三島由紀夫さんの言葉だ。こんな自分だと思って悲観したり喜んだりしても結局は死ぬ時に自分はこういう人だったなと人間関係を思い返して終わりよければすべてよしなのだ。いろんな自分になることも大切だ。人の影響を受けて代わってみたり変化を繰り返したりすると最後の自分に経験や思い出が詰まっているはずだ