夏休みのやったー
小5 きききき(asakiki)
2026年9月4日
夏休みのやったー
「うそでしょー!」
私は、授賞式の案内の手紙を見ながら思わず叫んでしまった。地球子供クラブという作文とポスターコンクールで文部科学大臣賞を取った。そのおかげで、私は一泊二日の授賞式に招待された。場所は、国会議事堂の向かいにある、参議院議員会館だった。一日目は、学習、二日目は授賞式で、一番の夏休みの思い出だった。
一日目にやった事を詳しくいうと、ナリコークリーンセンターに行き、ほかの受賞者達とゴミ処理の話を聞き、見学、植樹、そして、食事をした。ただの事ではなく、すべて環境の事についてのプログラムであった。例えば、食事はもう売り物にならないイチゴを凍らせて、かき氷にした物だったりした。売り物にならない形悪い物でも、リサイクルした結果、もっと美味しく感じた。このナリコークリーンセンターでは千葉新聞の取材も受けた。
授賞式では、最初にリハーサルがあった。そのリハーサルでは難しい立ち位置や地球子供クラブの歌を歌った。その後お昼ご飯を食べた。いちばん美味しかったのは、柴漬けのおすし。次に会った事が街に待った本番だ。ドキドキワクワクしながら自分の番を待った。父、母、祖母、と学校の教頭先生の顔が見える。すると、
「作文部門の文部科学大臣賞の天津希紀さん!」
「はい!」
私は立ち上がって、リハーサルで練習したように自分の立ち位置に行く。無事に賞状をもらった後、スッキリした気持ちであふれた。けれども同時に悔しい気持ちもあった。内閣総理大臣賞を目指していたからだ。その子たちが受賞された時の最後の文章、
「令和8年、8月6日、高市早苗」
その最後の文章にあった。あの悔しさが。どうしても高市早苗さんの名前がのっている賞状が欲しい。そういう気持ちでいっぱいだった。
授賞式の後、朝礼で受賞される事がある。けれども、授賞されるのが結構あり、時々
「またこの子だ」
と聞こえるのだ。ほめてくれる子もいるが、当たり前だという顔をして見てくる子がいる。びっくりしているのか、あたり前だと思っているのか。当たり前だと思っているんだったら、悲しいーーーーーーーー気持ちだ。努力だよーーーーーーー。
母にも似た話がある。母は塾で100点を取った事がある。100点=1位だから、一番になることが多いと語っている。2位になった事もあるらしくて、1位が100人くらいいることから、2位を取った事に101位くらいになってしまって悔しかったそうだ。
頑張ると良い事もあるんだなーと思った。
「作文を工夫して自分の体験をまとめたんだよー」
作文教室のおかげかも!私は笑いを浮かばせながら廊下を歩き始めた。