◎書き出しの工夫:「私の名前は和花です。」 自己紹介で書き出しました。
お母さんによると、「わ」も「か」も母音が「あ」なので、小さい子でも言いやすく認知されやすい、印象付けされにくい名前であるとのこと。お母さんは、わかさんの性格をまだ知らないのに勝手に名前で決めつけては悪いと思ったんですね。
<<え8003み>>ことわざの引用:「名は体を表す」というように、昔から日本人は名前から受ける印象を重要視し、対応を変える気質を持っているのかもしれないと考えました。
<<え8002み>>前の話聞いた話:日本語には漢字がある。「鬼」「魔」などの不吉で不気味な字は使われないのは、親が慎重に考えているから。わかさんが小説を書いたときも登場人物の名前を工夫してつけたんですね。
<<え8004み>>一般化の主題<<え8003み>>たとえ:『人間にとって、名前とは人とつながる上で、一番最初に持たれる先入観だから、人とつながる上でとても大切なもので、人生を共にする相棒のようなものである』。人生最初の最高のプレゼントですね。
<<え8001み>>書き出しの結び:「平和の和に花で和花です。」 書き出しと呼応させました。
<<え2007/309み>>
わかばさんの作文は、自分の名前に対する思いや由来を丁寧に考え、伝えようとしているところがとても素晴らしいです。
名前の紹介の仕方や、名前にまつわるエピソードを具体的に書いているので、読み手にわかりやすく親しみやすい文章になっています。
また、お母さんに名前の由来を聞く場面や、自分の昔の小説の話を交えているので、文章に深みがあり、立体的に感じられます。
「名は体を表す」ということわざを使っている点も、文章に説得力を与えています。
さらに、漢字の違いによる印象の変化についても考察していて、日本語の特徴に気づいているのはとても感心しました。
最後に、「名前は人生の相棒」というまとめも、わかばさんの名前に対する大切な気持ちがよく伝わってきます。
全体的に、自分の考えや感じたことをしっかりと表現できていて、読み手に伝わる作文になっています。
項目評価
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
・一般化の主題がよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1188字/1000字
思考点:90点
知識点:70点
表現点:72点
経験点:73点
総合点:78点
均衡点:2点
■思考語彙 25種 36個 (種類率69%) 90点
、なぜ,。だから,。多分,あるから,いるから,かららしい,すると,たかも,たから,たらしい,だから,だと,と思う,なため,なれば,に考える,のかも,はきっと,まで考える,を考える,人間にとって,低いと,名前によって,言うと,話しかけよう,
■知識語彙 48種 87個 (種類率55%) 70点
一生懸命,一番,一言,不吉,不気味,人生,人間,先入観,効果,勝手,印象,名前,変化,外国,大体,大切,子供,対応,小説,左右,平和,性格,意味,感謝,慎重,日本人,日本語,最初,期待,概念,母音,気質,決定,活発,漢字,理由,由来,相棒,確率,紹介,自分,自己,苦労,言葉,認知,財前,重要,静香,
■表現語彙 97種 181個 (種類率54%) 72点
こと,ことわざ,そこ,それ,それぞれ,ちゃん,とき,どちら,なため,のどか,もの,よう,わ,イメージ,ドラえもん,ネーム,一生懸命,一番,一言,上,不吉,不気味,人,人生,人間,今,他,付け,体,値,先入観,凛,効果,勝手,印象,名,名前,周り,和,変化,外国,大体,大切,好き,子,子供,対応,小説,左右,平和,性格,意味,感謝,慎重,日本人,日本語,昔,最初,期待,李,概念,母,母音,気,気質,決定,活発,漢字,理,理由,由来,皆,相棒,確率,私,紹介,自分,自己,花,苦労,視,親,言葉,認知,語,読み方,財前,違い,重要,金持ち,離,静か,静香,響き,顔,鬼,魔,
■経験語彙 36種 66個 (種類率55%) 73点
いじる,かかわる,からかう,こむ,しまう,しれる,せる,つながる,と思う,に考える,まで考える,もらう,もらえる,られる,れる,を考える,使う,出る,分かる,取り組む,受ける,変える,変わる,持つ,書く,比べる,気が付く,気に入る,決めつける,知る,聞く,表す,覚える,話しかける,違う,驚く,
■総合点 78点
■均衡点 2点
名前が持つ力
小6 わかば(akahime)
2026年10月1日
「私の名前は和花です。」
私が人に自己紹介をするときには大体、
「平和の和に花です。」
と紹介する。又、私は自分の名前を気に入っている。「のどか」も「花」も、どちらも私が好きな言葉だ。それに、自分の名前についてからかわれたことはあまりない。だからこの名前でよかった。もし、ドラえもんの静香ちゃんが、ジャイアンのように、活発な性格だったら、
「全然静かじゃないじゃん!」
とからかわれていたかもしれない。名前でいじられるのはよくあることだから、いじられにくい名前をもらったことに感謝している。
母に、なぜ私の名前が和花と言われるのか聞いてみた。すると、「わ」と「か」どちらも母音が「あ」なため、小さい子でも言いやすいし、皆に認知されやすいと思ったかららしい。実際、小さい子に名前を言うと、すぐに覚えてもらえることが多いことに気が付いた。又、他にも理由はあり、あまり印象付けがされにくい名前だかららしい。キラキラネームや可愛らしい響きの、名前だと、「可愛い子」に違いないと決めつけられてしまう。周りからの期待値が高くなればなるほど、がっかりされる確率が高くなるし、期待値が低いと、あまり話しかけようと思われない。本当は違うと分かっていても、名前によって、その人の性格も変化してしまうような気がするのである。母は、私の顔も性格も知らなかったから、勝手に名前で決めつけてしまうのは悪いと思ったらしい。「名は体を表す」ということわざがあるように、昔から日本人は名前から受ける印象を重要視し、対応を変える気質を持っているのかもしれない。又、自分の名前の由来・理由を知って、そこまで考えこまれていたのかと驚いた。
それに、外国語と比べ、日本語には「漢字」という概念があるから、印象の違いを受けやすいと思われる。同じ「り」という読み方をする漢字でも、「離」「李」「理」「凛」それぞれで受ける印象が変わってくる。でも、「鬼」とか、「魔」などと、不吉で不気味な意味を表す漢字は、見たことがない。多分、親が一生懸命慎重に考えているからだと思う。そして、親が慎重に取り組むのはきっと、子供の人生に深くかかわってくる大切なものだからに違いない。私は昔小説を書いていたことがあり、その人の名前を考えるときに苦労したことを今でも覚えている。その人の人生や性格を一言で表すことが難しかった。でも、お金持ちなイメージの名前には、財前、などと、漢字の意味から名前を決定したから、やはり漢字を使うことで、印象を左右させる効果が出ているのかもしれない。
人間にとって、名前とは人とつながる上で、一番最初に持たれる先入観だから、人とつながる上でとても大切なもので、人生を共にする相棒のようなものである。
「平和の和に花で和花です。」