おぬきみさん、今回の小論文は「アイデンティティの確立」について、自分の考えをしっかりと述べていて、とてもよく書けています。
まず、是非(ぜひ)の主題がはっきりしているので、読み手に伝わりやすい文章になっています。
「自分を否定する形でアイデンティティを持つより、他者と認め合うことが大切だ」という意見が明確で、その理由も具体的に説明できています。
特に、自分の体験を通して、他者に認められることで自信がつき、他者を認める余裕(よゆう)が生まれたという実例が入っているのは説得力があり、文章に深みを与え(あたえ)ています。
また、「愛されることによってのみ、人は人を愛することができる」という名言を引用し、それを自分の意見に結びつけている点も素晴らしいです。
このように、名言を効果的に使うことで、文章に説得力が増しています。
文章全体の流れも自然で、論理がしっかりしているため、読みやすく理解しやすいです。
これからも、自分の考えを具体的な体験や名言と結びつけて書く練習を続けていくと、さらに表現力が豊かになるでしょう。

【項目(こうもく)評価】
是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
名言がよく書けています。
反対意見の理解がよく書けています。
 

森リン評価 他者との認め合いによるアイデンティティ mu 09月4週 おぬきみ
字数/基準字数:
1073字/1000字
思考点:74点
知識点:71点
表現点:68点
経験点:61点
総合点:73点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算:
 
思考点:80点
知識点:77点
表現点:75点
経験点:67点
総合点:75点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙19種21個90%74点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙49種98個50%71点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙88種185個48%68点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙28種52個54%61点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1073字
 74点
 71点
 68点
 61点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 19種 21個 (種類率90%) 74点
 確か,。しかし,あれば,ことによって,しまうから,しまうと,しよう,せよう,そのため,たくさん考える,と思う,のため,は言える,ば多分,られれば,を考える,他人にとって,生まれるから,見れば,

■知識語彙 49種 98個 (種類率50%) 71点
中学,人気,他人,他者,余裕,個人,個性,全体,努力,勉強,同一,名言,否定,大切,失敗,存在,実感,弱点,当時,得意,必要,思考,性格,意味,意識,感覚,授業,時間,根拠,欠点,清潔,直視,確保,確立,確認,社会,肯定,自信,自分,自己,衰弱,補強,規定,運動,道徳,長所,関係,領域,願望,

■表現語彙 88種 185個 (種類率48%) 68点
 確か,かたち,こと,さ,そのため,それ,それら,たくさん,とき,ところ,なん,のため,ほう,まま,もの,よう,アイデンティティ,ギリギリ,プラス,レベル,一,一人ひとり,中,中学,互い,人,人気,他人,他者,余裕,個人,個性,僕ら,全体,力,努力,勉強,同一,名言,否定,大切,失敗,女,子ども,存在,実感,弱点,当時,形,得意,心,必要,思考,性,性格,意味,意識,感覚,授業,時,時間,根拠,欠点,清潔,的,直視,確保,確立,確認,社会,私,考え,者,肯定,自信,自分,自己,衰弱,補強,規定,誰,運動,道徳,長所,関係,領域,頭,願望,

■経験語彙 28種 52個 (種類率54%) 61点
しまう,せる,たくさん考える,つく,できる,と思う,なくなる,は言える,やる,られる,れる,わかる,を考える,入る,合う,増える,愛す,愛する,探す,浮かぶ,溢れる,生まれる,知る,繰り返す,見つける,認める,遅れる,閉じ込める,

■総合点 73点

■均衡点 5点
 

他者との認め合いによるアイデンティティ
   中1 おぬきみ(onukimi)  2026年9月4日

  「衰弱したアイデンティティのギリギリの補強、それを個人レベル感覚レベルで見れば多分「清潔願望」になる。自分の中になんの根拠もないまま、自分の同一性を確保しようとするなら、「自分は女ではない、子どもではない…」などのようなかたちで、ネガティヴに自分を規定するしかない。僕らは自分の存在を自分という閉じ込められた領域の中に確認することはできない。僕らは自分を誰かある他人にとって意味のある存在として確認できて初めて、自分の存在を実感できるということだ。」

 自分を否定する形でアイデンティティを確立するよりも、他者と互いに認め合いながら自己肯定することでアイデンティティを確立するほうが良い。

 なぜなら、他者との関係でできたプラスな思考のアイデンティティがあれば、自分に自信がつき、さらに他者を認める心の余裕が生まれるからだ。ある道徳の授業のとき、自分の良いところをたくさん考えるときがあった。私はその時、自分の良いところが頭に浮かばなかった。しかし、次に自分の悪いところを考えるとき、溢れるほどたくさん頭に浮かんだ。勉強は特に得意ではない、人気者でもない、運動もそこそこ。当時の私は、こういった自分を否定する形でしかアイデンティティを確立させようとしていなかったのだと思う。しかし、中学に入りやることも増え、自分なりに努力してきた。そのためかわからないが、私は他人に認められるような長所ができ、それがいつの間にか私のアイデンティティになっていた。また、こうして自分に自信がついたのと同時に、他者の良いところも探す余裕が増えた。他者に認められれば、自分も同じように他者を認めることができるのだ。

 また、自分を否定する形でアイデンティティを確立してしまうと、一人ひとりの個性がなくなってしまうからだ。自分は勉強ができない、性格が悪い、失敗を繰り返す、人にはこのような否定的な考えが多くあるが、それらは「個性」と少々言い難いものだ。「時間に遅れることは私の個性だ」とは言えない。このように、自分の悪いところばかりを意識していては、自分にしかない良さや個性を見つけることはできない。

 確かに、自分の欠点や弱点を直視することも自分を知るには必要だ。しかし、「愛されることによってのみ、人は人を愛することができる」という名言があるように、他人に認められることで自分に自信がつき、それが他者を認める力になる。このように、互いを認め合い確立したアイデンティティであることが一人の個人のためにもにも、社会全体的にも大切なことなのだ。