幸福
高1 あえとく(aetoku)
2026年10月1日
幸福とは、満足した状態のことではなく、何かを求める過程だと思う。私たちは、未来に幸福を求めるべきだ。今の生活に満足することももちろん大切だが、そこでもう十分だと思ってしまえば、それ以上成長することは難しくなる。反対に、もっとこうなりたいと考えて未来を目指すことで、毎日の生活に目標が生まれる。そして、その目標に向かって努力している時間や、少しずつ成長していることを実感することにも幸福があるのではないだろうか。
そのため第一の方法は、現状に満足しないことだ。ただし、これは今の自分を否定するということではない。今の自分を認めた上で、さらに上を目指すことが大切なのだと思う。
私自身も、学校生活の中でこのことを感じることがある。テストで自分なりに良い点数を取ることができたとき、最初はとても嬉しく、頑張ってよかったと思う。しかし、そこで満足して終わるのではなく、次はもっと高い点数を取りたいと考えることがある。実際に、良い点数を取れたとしても、あと少しでさらに高い点数だったと分かると、もっと勉強しておけばよかったと思う。そして次のテストに向けて、苦手な問題を解き直したり、前よりも勉強する時間を増やしたりする。勉強しているときは大変だと感じることもあるが、努力した結果、前よりも良い点数を取ることができたときには、大きな達成感がある。もし最初に取った点数で満足して何もしなければ、このような達成感を感じることもできなかったと思う。
第二の方法としては、成功したことが尊いのではなく、挑戦することが尊いのだという価値観をもてるような社会を作ることだ。社会では、どうしても結果を出した人や成功した人が評価されやすい。しかし、成功するまでには、その人が努力した時間や失敗した経験もあるはずだ。例えば、スポーツ選手も最初から何でもできたわけではなく、何度も練習や失敗を繰り返して上達している。また、仕事でも新しいことに挑戦すれば、必ず成功するとは限らない。それでも、挑戦したからこそ分かることや、次に生かせることがある。だから、失敗した人を失敗したからだめだと考えるのではなく、挑戦したことに意味があると考えられる社会にすることが大切だと思う。そのような社会なら、失敗を恐れて何もしないのではなく、一人一人が自分の未来に向かって挑戦しやすくなるだろう。
確かに、幸福は心の持ち方だという考え方もわかる。今あるものに感謝し、今の生活を
大切にすることも幸福につながると思う。しかし、私は幸福とは未来を目指す経過途中のなかにあると言いたい。今の自分に満足することと、今の自分を大切にすることは違う。今を大切にしながらも、さらに先を目指すことはできる。だからこそ、現状に満足して終わるのではなく、次はもっとできるようになりたいと考えることが重要なのだと思う。未来に向かって挑戦し、努力し、少しずつ成長していく。その過程そのものが、私たちに幸福を与えてくれるのではないだろうか。