ケンカの発端
中1 ゆき(aonari)
2026年10月1日
私はよく弟とけんかをする。弟は私のことをきらいだと言うし、私も弟が心底嫌いな時の方が多い。ケンカしている時はとても許せないように思えるが、終わった後は、なぜあんなことで怒っていたのかと不思議になることもある。私はけんかは良いと思う。その理由は二つある。
第一の理由は、けんかをすることで、相手の気持ちを知ることができるからである。私は弟と一日一回はけんかをする。だいたい最初は口喧嘩から始まり、殴り合いのけんかに発展することが多い。だが、当然姉である私が勝つ。私が弟に怒る理由だが、生活態度が悪かったり、何かと邪魔してくるからということが多い。「イマドキ高校生に聞くケンカの理由(LINEリサーチ 2020年)」によると、長男・長女がケンカになる理由として、1位が生活態度で、37.1%で、いたずら・からかい・ちょっかいも同率1位である。そのほかの上位に、音量・騒音や話し方・言葉遣いなどが挙げられるが、全て私が怒る理由に当てはまっている。それに対し、次男・次女のケンカになる理由は、特にない・わからないが35.8%であったつまり、ほとんどケンカの原因がわからず、何となく言われたから言い返した、ということが多いのではないか。このデータをもとに、もしケンカになった時は、弟になぜ私が怒っているのかを聞いてみようと思った。ただ、起きてしまったケンカはもとには戻らないので、ケンカが起きてから数分は何となく険悪な雰囲気が流れる。だが、少しすればいつの間にか仲直りしている。その間に何があったのかということだが、その間私は、私は弟に対してこんな気持ちでこんなことを言ったが、弟はこんなことを考えていたのではないか、と弟の気持ちを自然と思い浮かべる。毎回のケンカでは、特に謝ったりはしない。お互い、このケンカはなかったことにしようという暗黙の了解があるからである。つまり、ケンカしてもいいが、その後に、お互いが相手を許しあうことが大切だということである。
第二の理由は、けんかをすることで、逆に相手と仲良くなることがあるからだ。私が苦手で、嫌いにまでなった子とついにけんかをした。できれば謝りたくはなかったが、仕方なくだと自分に言い聞かせて相手に謝った。すると、相手の方も、私こそごめんと謝ってくれた。それから話すうちに、とても仲が悪かったはずなのに、今ではとても仲がいい。雨降って地かたまるということわざがあるように、苦手だったはずの子でも、何かのきっかけがあれば仲良くなれることがあるということである。
確かに、けんかでだれかが傷つくことは良くないことである。だが、「ケンカ・仲違いという災いの中に、和解・友情・親密の芽が潜んでいる。」という言葉があるように、ケンカをすることで、新たな人間関係が築かれることもある。だから私は、けんかは良いと思う。起承転結という四字熟語があるように、つまり、終わり良ければ全て良しということである。