もなちゃん、こんにちは。良い得点が出ました。
 オリンピックに似た大会のあることを知ったのですね。やはり勝ち負けのある世界です。勝ち負けの意義を考えていく導入になっていますね。
 勝ち負けの必要性は、競争心が起こるために意欲につながるからですね。バドミントンの体験を通して、強い気持ちがモチベーションとなっていく様子を表現出来ています。
 反対に勝ち負けにこだわる必要のないことは、自分を鍛える(きたえる)というスポーツですね。これは、誰(だれ)かと比べるというより、自分のなかの絶対値として高めていくものですね。十二支のルール違反(いはん)のエピソードがうまく使えました。たしかに、筋トレにもコンテストのような競う大会もあるようですが、お互い(おたがい)に称え(となえ)合っている雰囲気(ふんいき)があります。
 総合化は、スポーツによる互い(たがい)の成長に求めました。スポーツの本質がそこにありますね。
<<え2018/362pみ>>



あさもなさんの作文は、スポーツの勝ち負けについて多角的に考えがよくまとめられていて、とても読み応えがあります。
まず、コモンウェルスゲームズの説明から始まり、スポーツにおける勝ち負けの意味を具体的に示している点がわかりやすいです。
特に、自分のバドミントン部での体験を通して、勝つ喜びや努力の大切さを実感していることがよく伝わってきます。
体験実例がしっかり書けているので、読者もあさもなさんの気持ちに共感しやすいです。
また、勝ち負けにこだわりすぎることの弊害(へいがい)を童話の十二支の物語を使って説明しているのも効果的で、昔話の実例がよく活用されています。
複数の意見がバランスよく書かれているため、スポーツの勝ち負けに対する理解が深まります。
そして、最後に「ライオンは、一匹(ひき)のウサギを倒す(たおす)ためにも、全力を尽くす(つくす)」という名言を引用し、勝ち負けを通じて成長することの大切さをまとめている点が素晴らしいです。
名言がよく書けていて、文章全体の説得力を高めています。
全体として、論理の流れがしっかりしていて、あさもなさんの考えが明確に伝わる作文です。

【項目(こうもく)評価】
体験実例:よく書けている
昔話の実例:よく書けている
複数の意見:よく書けている
総合化の主題:よく書けている
名言の引用:よく書けている

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1325字/1000字
思考点:77点
知識点:81点
表現点:83点
経験点:94点
総合点:88点
均衡(きんこう)点:4点

 


■思考語彙 20種 24個 (種類率83%) 77点
 しかし, 確か,。しかし,。だからこそ,。例えば,あるから,からこそ,すぎると,それに対して,だろう,と考える,ないため,を思う,ネズミにとって,倒すため,入れよう,執着によって,猫に対して,私に対して,繋がる可能,

■知識語彙 63種 84個 (種類率75%) 81点
一方,一番,一緒,丁度,上手,不正,両方,人間,以上,余裕,健康,全力,出発,劣等,十二支,卑怯,協調,厄介,参加,友達,名言,周囲,圧倒的,地域,執着,大切,存在,学校,幸福,必死,必要,意欲,成長,所属,熱心,熱戦,物語,現実,直前,相手,神様,童話,競争心,競技,精神,経験,結果,絶対,練習,背中,自分,行動,要素,視野,観察,試合,豊富,運動,適度,関係,非常,項目,高度,

■表現語彙 121種 193個 (種類率63%) 83点
 確か,いつか,こと,ずる,それ,たち,ないため,やり方,ゆとり,よう,ウサギ,スポーツ,テクニック,ネズミ,バドミントン,プレッシャー,ペース,ライオン,ラケット,ルール,一,一方,一番,一番乗り,一緒,丁度,三,上手,不正,両方,中,二,互い,人々,人間,他,以上,位,余裕,倒すため,健康,全力,出発,前,劣等,動き,勝ち負け,匹,十,十二支,卑怯,協調,厄介,参加,友達,名言,周囲,喜び,嘘,四,国,圧倒的,地域,執着,大切,存在,学校,幸福,心,必死,必要,性,意欲,感,成長,所属,日々,時,枠,楽しみ,次,気持ち,熱心,熱戦,牛,物語,猫,現実,的,直前,相手,神様,私,童話,競争心,競技,筋,精神,経験,結果,絶対,練習,繋がる可能,考え方,背中,自分,行動,要素,視野,観察,試合,誰,豊富,運動,適度,部,関係,非常,面,項目,高度,

■経験語彙 50種 60個 (種類率83%) 94点
いける,うる,こだわる,しまう,すぎる,せる,できる,と考える,なくなる,やる,やれる,を思う,上がる,使う,倒す,入れる,出る,分かる,勝ち残る,勝てる,取り組める,吐く,味わう,失う,尽くす,抱く,果たす,楽しむ,歪む,比べる,求める,決まる,湧く,破る,立ち回る,続ける,繋がる,繰り広げる,芽生える,落ち込む,見習う,負かす,負ける,起こる,進む,重ねる,鍛える,隠れる,願う,飛び降りる,

■総合点 88点

■均衡点 4点
 

良い面と悪い面
   中3 あさもな(asamona)  2026年10月1日

 私は最近、学校の授業で「コモンウェルスゲームズ」というスポーツイベントの存在を知った。それはオリンピックに非常によく似通っているが、英語圏の国や地域の人々だけを集めて開催される特別な大会だ。オリンピックと同じように四年に一度開催され、世界中から七十四の国と地域が参加し、二十競技もの項目で熱戦を繰り広げる。そして各競技において、試合を勝ち残った一位、二位、三位が決まる。このように、スポーツには勝ち負けが存在する。

 確かに、スポーツにおいて勝ち負けは必要な要素だ。勝ち負けがあるからこそ、人々の心には「負けたくない」という強い競争心が芽生える。また、厳しい試合で勝てた時の幸福感や、その喜びをもう一度味わいたいと求めるが故に、さらなる意欲が湧いてくるのだ。私は少し前まで、学校のバドミントン部に所属していた。私と一緒に練習をしていた友達たちは、私よりも経験が豊富で圧倒的に強く、日々の練習試合ではいつも私が負けてばかりだった。時には劣等感を抱き、落ち込むこともあった。しかしそれ以上に、心の中から悔しい気持ちや、「いつか絶対に負かしてやる」という強い気持ちが湧き上がり、もっとバドミントンが上手になりたいと願うようになった。そこで、友達が私に対して使う高度なテクニックやラケットの動きなどを必死に観察し、見習って練習を重ねた。その結果、珍しくやっと友達に勝てた時、私は物凄く嬉しくてたまらなかった。それと同時に、次の試合や練習が一段と楽しみになった。このように、スポーツに勝ち負けがあることは、その競技を続ける強いモチベーションになり、より熱心に取り組めるようになるという良い面がある。

 しかし一方で、勝ち負けの結果だけにこだわりすぎるのは良くないという考え方もある。例えば、筋トレのように自分のペースで自分を鍛えるような運動は、健康にも非常に良く、誰かと比べるプレッシャーがないため精神的にもゆとりができる。それに対して、勝ち負けにこだわりすぎると、心に余裕がなくなってしまう。童話の十二支の物語では、絶対に一番になりたいと考えたネズミは、ずる賢く立ち回り、早く出発した牛の背中に隠れて進んだ。そして神様の直前で飛び降りて一番乗りを果たしたのである。さらにネズミにとって厄介な存在だった猫に対しては、嘘を吐いてまで自分を十二支の枠に入れようとした。この物語から分かるように、勝ち負けに執着しすぎると、ルールを破る不正や卑怯な行動に繋がる可能性が出てくるのだ。他にも、現実の人間関係の中で勝ち負けにこだわりすぎると、周囲との協調性を失ってしまったり、視野が狭くなって相手を思いやれなくなったりすることが起こりうる。

 確かに、スポーツの勝ち負けには、人間の心を成長させる良い面と、執着によって歪んでしまう悪い面の両方が存在する。だからこそ、私たちは適度に勝ち負けを楽しむのが丁度いいスポーツのやり方なのではないだろうか。しかし、いちばん大切なことは、『ライオンは、一匹のウサギを倒すためにも、全力を尽くす。』という名言もあるように、その勝ち負けを通して互いが成長していけるかどうかということではないか。