ポニーエクスプレスを走るときのわくわくする気持ちが生き生きと伝わってきます。遊びの楽しさだけでなく、遊ぶことの大切さまで考えられたところもすばらしいです。

<<え2019/432jみ>>

【第一段落(いちだんらく)】:「がんばれ。あとちょっと。」という友達の大きな声から書き始めたことで、校庭でのにぎやかな様子が目に浮かび(うかび)、どんな遊びが始まるのだろうと読み手を引きつけています。

【第二段落(だんらく)】:「まるで地面に押し出さ(おしださ)れるような感覚」というたとえがいいですね。足が自然に前へ出ていく感覚を、地面から力をもらっているように表現(ひょうげん)したことで、走り出した瞬間(しゅんかん)の勢い(いきおい)や体の軽さが伝わってきます。

【第三段落(だんらく)】:お母さんが子どものころ夢中(むちゅう)になったテレビゲームの話を聞いたことで、自分の好きな外遊びから昔の室内遊びへと話題が広がり、遊び方は違っ(ちがっ)ても、夢中(むちゅう)になったり達成感を味わったりする楽しさは共通していることが見えてきます。

【第四段落(だんらく)】:ポニーエクスプレスで気分がすっきりした体験や、お母さんが家族とゲームを楽しんだ話をもとに、「遊びの時間もとても大切だと分かった」とまとめたことで、遊びには気分転換(てんかん)や人との交流という大切な役割(やくわり)があるという学びにつながっています。

【良い点】:書き出しと結びに「がんばれ。あとちょっと。」という同じ言葉を使い、最後に再び(ふたたび)走っている場面へ戻る(もどる)ことで、作文全体が一つの輪のようにつながり、元気な声の余韻(よいん)が残る結びになっています。

【考えを深めるための質問(しつもん)】:ポニーエクスプレスでは、チームのために頑張る(がんばる)ことも楽しさの一つでしたね。では、一人で楽しむ遊びと、友達や家族と一緒(いっしょ)に楽しむ遊びでは、心に残る楽しさにどんな違い(ちがい)があると思いますか?

字数/基準(きじゅん)字数:1286字/800字
思考点:62点
知識(ちしき)点:63点
表現(ひょうげん)点:68点
経験(けいけん)点:71点
総合(そうごう)点:72点
均衡(きんこう)点:6点

 


■思考語彙 14種 19個 (種類率74%) 62点
あるから,いると,くると,するから,たらしい,と思う,ないので,のため,られると,れるので,始めると,思うと,走ろう,頑張ろう,

■知識語彙 37種 54個 (種類率69%) 63点
一生懸命,一緒,不思議,全部,出来事,勉強,友達,地面,夢中,大切,学校,家族,対戦,感覚,時間,景色,最初,最後,様子,機会,正直,毎日,気分,理由,生活,画面,相手,種類,緊張,自分,自然,親子,転換,迫力,達成,難点,音楽,

■表現語彙 89種 140個 (種類率64%) 68点
あと,いろいろ,お母さん,お金,がち,こと,ことわざ,これ,ころ,そう,とき,ところ,のため,ばあちゃん,ほお,よう,わけ,ん,クリア,ゲーム,コミュニケーション,ステージ,チーム,テレビ,一,一生懸命,一緒,不思議,中,人,今,体,何,全部,出来事,前,力,勉強,友達,周り,地面,声,夢中,大切,好き,子ども,学校,家,家族,対戦,度,後,後ろ,心,悩み,感,感じ,感覚,時,時間,景色,最初,最後,様子,機会,正直,毎日,気分,気持ち,理由,生活,画面,番,相手,私,種類,緊張,自分,自然,親子,足,転換,迫力,遊び,達成,間,難点,音楽,風,

■経験語彙 35種 56個 (種類率63%) 71点
かける,がんばる,すぎる,せる,つく,てる,できる,とる,と思う,なさる,なれる,やめる,やる,られる,れる,休む,出し切る,出る,分かる,味わえる,始める,学ぶ,当たる,忘れる,押し出す,楽しむ,流れる,笑う,聞く,走る,近づく,追いつく,遊ぶ,過ごす,頑張る,

■総合点 72点

■均衡点 6点
 

大切な遊び
   小5 なな(akasona)  2026年10月1日

「がんばれ。あとちょっと。」

と友達が大声で叫んでいる。私が遊びの中で1番好きなのは、ポニーエクスプレスだ。そのことを考えるだけで気持ちがぱっと明るくなり、元気がわいてくる。ポニーエクスプレスとは、二つのチームに分かれて校庭のトラック上をそれぞれのチームが反対側の場所から一人ずつ同じ方向に走り、相手チームの走者を追いかけるゲームだ。一周したら次の人に交代し、それを繰り返して相手チームに追いつくことを目指す。ただ速く走るだけではなくチームのみんなで力を合わせるところがおもしろい。特別な道具もいらず、自分の体ひとつで挑戦できるところも気に入っている。

私は自分の番が近づいてくると少し緊張し、相手に追いつきたい、追いつかれたくないという気持ちが強くなってくる。友達から声をかけられると、もっと頑張ろうという気持ちになる。自分の番になって走り始めると、最初は体が軽く、足が自然に前へ前へと出ていく。まるで地面に押し出されるような感覚になってわくわくする。ポニーエクスプレスを楽しんでいる間は、不思議と気持ちがすっきりしていく。風がほおに当たる感じや、周りの景色が後ろへ流れていく様子を見ていると、学校の出来事や毎日の小さな悩みを忘れることができる。また、自分一人のためではなく、チームのために頑張っていると思うと、苦しくても最後まで走ろうという気持ちになる。チームのために自分の力を全部出し切ったときの達成感を味わえたり、走った後すっきりした気分になれる。これがポニーエクスプレスを好きな理由である。

お母さんに子どものころ何をして遊ぶのが好きだったのか聞いてみた。するとお母さんは、

「やっぱり正直なところテレビゲームでしょ。テレビの大画面で音楽がついていて迫力があるし、ステージをクリアした時は達成感があるから。でも一度始めると面白すぎてなかなかやめられないのが難点、なーんてね。」

と笑っている。今のようにいろいろな種類のゲームがあるわけではなかったけれど、それでも夢中になって遊んでいたらしい。お金と時間があったらまたやりたいとも言っている。おばあちゃんともゲームで対戦したりして、親子で楽しい時間を過ごしていたそうだ。私も家族と一緒にテレビゲームをしてみたいという気持ちでいっぱいになった。でも今家にテレビが無く、お母さんにゲームばかりしてないで勉強しなさいと言われるので、アイパッドで少しだけやることにしている。

遊びの時間は勉強をしていないのであまりよくないと思われがちだが、私は遊びの時間もとても大切だと分かった。遊ぶことで気分転換ができたり、楽しい気持ちになったりするからだ。また、友達や家族と一緒に遊ぶことで、コミュニケーションをとる機会にもなる。「よく学び、よく遊べ」ということわざがあるように、勉強する時間だけでなく、遊んで心や体を休ませる時間も毎日の生活の中で大切なのだと思った。そして私は

「がんばれ。あとちょっと。」

と声をかけられながら、今一生懸命走っているところだ。