<<え2004/789み>>

 太陽君、作文をありがとう! とても深く考えられていて素晴らしい作文です。

 要約に続けて、太陽君のにた話を書くことが出来ました。修学旅行の班(はん)決めの話を通して、自分の経験と本の内容を結びつけているので、文章に説得力があり、立体的になっています。「まるで毛布にくるまっているように安心できる」というたとえも使われていて、情景がイメージしやすくなっています。また、「井(い)の中の蛙大海を知らず」ということわざを使って、自分の考えをしっかり伝えている点も立派(りっぱ)です。

 文章の流れも自然で、読み手にわかりやすく伝わるように工夫されています。
最後に、未来の自分への決意も書かれていて、前向きな気持ちが伝わってきます。

 これからも、自分の考えをしっかり持ち、経験をもとにした文章を書いていってください。

【項目(こうもく)評価】
表現力:たとえがうまく使われています。
内容の深さ:前の話聞いた話がよく書けています。
ことわざの活用:ことわざがよく書けています。
一般(いっぱん)化の主題:一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
文章構成:書き出しの結びがよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1201字/1000字
思考点:97点
知識点:74点
表現点:74点
経験点:98点
総合点:83点
均衡(きんこう)点:-2点

 


■思考語彙 28種 42個 (種類率67%) 97点
、なぜ,。しかし,。つまり,。もちろん,。一方,。確か,あるかも,いると,するかも,そう考える,だから,だろう,と思う,どう思う,ないので,なければ,なると,に思う,のかも,人間にとって,変われば,知らざる,示さざる,考えると,話そう,踏み出そう,限らざる,集まろう,

■知識語彙 53種 86個 (種類率62%) 74点
一緒,不安,不思議,世界,世界中,人間,仲間,修学旅行,共通,冗談,友達,同士,場所,外国,大切,大海,失敗,女子,安心,完全,家庭,微分,心配,必要,抵抗,教室,文化,旅行,日本,日本人,時間,普段,様子,機会,歓迎,毛布,無理,特別,環境,男子,相手,第一歩,自分,自然,興味,被膜,計画,訪問,話題,趣味,進学,関係,関心,

■表現語彙 101種 185個 (種類率55%) 74点
。確か,うち,こと,そこ,そもそも,それ,たち,どこ,はじめ,ぼく,よう,わたし,カプセル,クラス,グループ,ハワイ,プログラム,一,一緒,不安,不思議,世界,世界じゅう,世界中,中,事,井,人,人間,仲,仲間,何,修学旅行,共通,冗談,出会い,前,化,友達,同士,場所,声,外国,大切,大海,失敗,女子,嫌,安心,完全,家庭,微分,心配,必要,思い,抵抗,教室,文化,旅行,日本,日本人,時,時間,普段,様子,機会,歓迎,歩,殻,毛布,気,気持ち,決め,無理,特別,班,環境,男子,的,目,相手,第一歩,考え方,者,自分,自然,興味,蛙,表れ,被膜,計画,訪問,話,話題,諺,趣味,足,身の回り,進学,関係,関心,

■経験語彙 53種 79個 (種類率67%) 98点
かける,がる,くるまる,しまう,しれる,そう考える,できる,と思う,どう思う,に思う,もつ,れる,わかる,似る,入る,出る,動き回る,合う,名付ける,固まる,増える,変わる,始まる,嫌う,嫌がる,守る,居る,悩む,捨てる,決める,浮く,知る,破る,示す,組む,続ける,見える,見つかる,話す,読む,踏み出す,逃がす,通じる,過ごす,違う,選ぶ,避ける,閉じこもる,関わる,限る,集まる,離れる,驚く,

■総合点 83点

■均衡点 -2点
 

世界中どこに行ってもを読んで
   小6 あかたよ(akatayo)  2026年9月4日

 世界じゅう、どこに行ってもを読んで

世界中、どこに行っても日本人の旅行者たちは、身の回りに「日本」をもって動き回る。それをわたしは「文化的カプセル」と名付ける。日本人は日本文化を微分化した小さなカプセルの中に入って安心している。文化の被膜の中から、ほとんど足を踏み出そうとしない。ハワイでの日本人歓迎計画「家庭訪問」プログラムに、日本人は関心を示さず、完全に失敗した。

ぼくにも似た話がある。それは修学旅行の班決めの時のことだ。班決めの様子を見ていると、仲の良い友達同士で集まろうとする人たちが多かった。もちろん、気の合う友達と同じ班になりたいと思うのは自然なことだ。しかし普段あまり話さない人と組むことを避けているようにも見えた。また、普段のクラスでグループを決める時、男子の中には女子と組みたがらない人が多い。ぼくは女子と組むのは抵抗ないので、なぜそこまで嫌がるのか不思議に思った。相手が女子だからと言うより、いつもの仲間から離れることに不安があるのかもしれない。そう考えると、まさに文化的カプセルは、遠い外国だけの話ではない。教室の中にも、目に見えない小さなカプセルがあるのではないかと思った。

そもそも、なぜ人は仲のいい人同士で集まろうとするのだろうか。確かに、気の合う仲間と一緒に居ることは、温かい毛布にくるまっているように安心できる。冗談を言っても通じるし、何を話そうかと悩む必要もない。一方で、あまり話したことない人と一緒になると、話題が見つからなかったり、相手にどう思われるかが気になったりする。自分が浮いて嫌な思いをするかもしれないという心配もある。つまり、仲の良い人と固まるのは。相手を嫌っているとは限らず、自分を守りたい気持ちの表れなのだと思う。しかし、心地よいかと言ってそのままでいるとどうなるだろうか。はじめは話しづらいと思った相手にも、共通の趣味があるかもしれない。自分と違う考え方に驚くこともあるだろう。実際に話してみなければ、相手のことはわからない。安心を選び続けることで、知らないうちに新しい出会いの機会を逃がしてしまうのではないのだろうか。

自分の殻を破るということは、人間にとって新しい世界を知る第一歩である。「井の中の蛙大海を知らず」という諺のように、安心できる場所に閉じこもっていては、広い世界を知ることはできない。もちろん、仲の良い友達と過ごす時間も大切だ。無理にその関係を捨てる必要はない。しかし、安心できる場所があることと、そこから一歩も出ないということは違う。進学などで環境が変われば、知らない人と関わる機会も増えるだろう。その時、知っている人とばかり集まるのではなく、まず自分から声をかけてみたい。文化的カプセルを破ることは特別な事ではなく、目の前の相手に興味をもつことから始まるのだと思う。