あこいわさん、今回の作文は「読書の大切さ」について、自分の体験や家族の話を交えてしっかりと書けていますね。
まず、ワシントンやナポレオンの伝記を例にあげて、読書から学べることを具体的に説明しているところがとてもよいです。
また、「二度三度とくり返して読みたくなる書物」という表現(ひょうげん)は、読書の楽しさが伝わってきて、たとえがうまく使われています。
自分が本を嫌い(きらい)だった時期から好きになった変化や、友達から教えてもらった本の話を入れることで、文章が立体的になっているのも素晴らしい(すばらしい)です。
さらに、お父さんの話を取り入れていることで、家族の経験(けいけん)も交えた内容(ないよう)になっているのがよくわかります。
ことわざ「人のふり見て我が(わが)ふりなおせ」を使って、自分のこれからの目標を示し(しめし)たのも効果(こうか)的でした。
最後に、「本を読むのが苦手でも、勉強できるマンガをあえて読む」という気づきが書かれていて、わかったことがよく書けています。
全体として、あこいわさんの考えや気持ちが伝わる、読み応え(よみごたえ)のある作文になっています。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえの使い方:よい
・前の話や聞いた話の活用:よい
・ことわざの使用:よい
・わかったことの記述(きじゅつ):よい
・書き出しの結び:-(感想文のため評価(ひょうか)対象外)
 

森リン評価 読書の大切さ nu 12月2週 あこいわ
字数/基準字数:
884字/800字
思考点:62点
知識点:53点
表現点:62点
経験点:51点
総合点:62点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:78点
知識点:69点
表現点:79点
経験点:66点
総合点:73点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙14種15個93%62点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙23種33個70%53点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙74種128個58%62点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙21種35個60%51点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
884字
 62点
 53点
 62点
 51点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 種

■知識語彙 23種
人間,以外,伝記,伝説,利用,勉強,友達,場面,夢中,年生,得意,必要,愛読,時間割,書物,歴史,毎日,男子,苦手,観察,誠実,読書,題名,

■表現語彙 74種
nため,いも,お気に入り,お父さん,きらい,こ,こと,ことわざ,これ,ころ,さ,そ,そう,そこ,それ,それぞれ,たくさん,とい,ところ,ふり,まね,もの,よう,ろ,われわれ,ん,シ,ナポレオン,マンガ,ワシントン,三,世の中,二,五,人,人間,以外,伝記,伝説,何,利用,前,勉強,友達,喜び,場面,夢中,好き,家,対,年生,度,得意,必要,悩み,愛読,昔,時,時間割,書物,本,歴史,毎日,男子,私,糸,絶,考え,苦しみ,苦手,観察,誠実,読書,題名,

■経験語彙 21種
n思う,うぬぼれる,つくす,できる,とじる,と思う,と思える,なおす,なれる,みならう,もつ,もらう,よみかえす,よむ,わかる,切れる,教える,読み返す,読む,読める,過ぎる,

 

1.読書の大切さ
   小5 あこいわ(akoiwa)  2025年12月2日

 これまでの人の観察や考えを利用するとい

う必要から、読書はまず必要である。しかし、

ワシントンの伝説を読めば、誠実に世の中の

ためにつくそうとした人の喜びと苦しみがわ

かるし、ナポレオンの伝記を読めばうぬぼれ

の過ぎた人間の得意さと悩みがよくわかる。

二度三度とくり返して読みたくなる書物、そ

れはきっとそれだけのよさをもった書物であ

る。われわれも、何かそれぞれに好きな書物

を、とじ糸が三度も切れるほど愛読したいも

のである。

 私は、二度三度よみかえしている本がある。

題名は時間割男子という。私は、その本のシ

リーズでお気に入りの場面があってそこを絶

対何度も読み返す。でも、何度読んでもおも

しろいし、また読もうと思える。でも、私は

5年生になるまで、本がきらいだったそのこ

ろは夢中になれるものがなかったし、何で本

を読むんだろうと思っていた。でも、五年生

になって本を読むとこれ以外とおもしろいと

思って夢中で読むようになりました。さらに

時間割男子は、友達から教えてもらった本だ

から、きょうかんしたりいっしょにかたった

りして毎日が楽しくなりました。

 お父さんは、小さい時に歴史のマンガをよ

くよんでいたそうです。お父さんも前の私と

同じように小さいころ本がにがてだったそう

です。でも、マンガは好きだったらしくて家に

お父さんが昔読んでいたマンガがたくさんあ

ります。お父さんはこの歴史のマンガの本は

読めてその本を読んで勉強していたそうです。

私は好きなしょうせつしか読まないけど、人

のふり見て我がふりなおせということわざが

あるように、歴史のマンガも読めるようにな

りたいです。

 本を読むのが苦手でも、勉強できるマンガ

をあえて読むというお父さんのいいところを

まねしてみならえばいいということがわかっ

た。
 

【まえ先生からのひとこと♪】
試合の日の緊張(きんちょう)感、仲間と力を合わせて挑ん(いどん)だワクワク感、そして最後のくやしさまで、とても素直(すなお)にまっすぐ書けています。読んでいるこちらにも、グラウンドの空気や声援(せいえん)が聞こえてくるようでした。特に二試合目では、失点から立ち直って一つずつ点を返していく場面が臨場(りんじょう)感たっぷりで、チームのがんばりがよく伝わってきました。六年生への思い、監督(かんとく)(なみだ)、自分が流した(なみだ)も、すべて「本気で戦ったからこそ」の気持ちですね。この経験(けいけん)が次への力に変わっていく感じがしっかり表現(ひょうげん)されていて、とても読み応え(よみごたえ)のある作文でした。

【特に優れ(すぐれ)ていた点】
・試合前の緊張(きんちょう)、試合中の盛り上がり(もりあがり)、負けたあとの悔し(くやし)さが流れとしてきれいにつながっていた点
・二試合目の細かな描写(びょうしゃ)がのびのびとしていて、臨場(りんじょう)感があった点
・仲間や監督(かんとく)との気持ちのやり取りが自然に書けていた点

【まえ先生からのひとことアドバイス♪】
・二試合目の場面はとてもよく書けているので、「自分が特に心に残った瞬間(しゅんかん)」を一つだけ深掘り(ほり)できたら良いね!
・最後の段落(だんらく)で「次の試合こそ勝ちたい」という気持ちが出ているので、「そのために自分はどんな練習をしたいのか」まで書けると良いですね!
 


■思考語彙 種

■知識語彙 27種
不足,中国,今年,今日,優勝,印象,反撃,大会,失点,守備,実力,年生,強敵,日本人,昨日,最後,毎回,気合,監督,相手,結果,絶対,緊張,練習,試合,追加,雰囲気,

■表現語彙 67種
〇,おととい,こと,せい,それ,たくさん,たち,ぼく,みんな,よう,エラー,ゲッツー,チーム,テンション,トーナメント,バット,ヒット,ピッチャー,一,三,不足,中国,九,二,五,今年,今日,優勝,全て,六,十,印象,反撃,四,回,声,夜,大会,失点,守備,実力,対,年,年生,強敵,戦,日本人,昨日,最後,次,毎回,気合,気持ち,涙,点,監督,目,相手,結果,絶対,緊張,練習,表,裏,試合,追加,雰囲気,

■経験語彙 30種
かける,しまう,つられる,できる,ふりきる,られる,下がる,入れる,出る,切り替える,加わる,勝つ,取る,取れる,変わる,寝る,感じる,戦う,打つ,打てる,抑える,残る,泣く,流す,盛り上がる,終わる,諦める,負ける,重なる,頑張る,

 

2.今年最後の野球大会
   小5 あおひは(aohiha)  2025年12月1日

「今日は勝つ!」

とぼくは気合を入れた おとといは試合があった 二チームと戦ううトーナメント戦だった。相手はイーグルスとドリームキッズだった。中国の日本人チームで戦う大会は年に三回あり、ぼくたちのチームドルフィンズは一回も優勝していない。だからこの試合は絶対に勝ちたかった。ぼくは昨日の夜なかなか寝られないほど緊張していた。



 一試合目はドリームキッズと戦った。結果は二十対一でドルフィンズが勝った。たくさん点が取れたのでとても盛り上がった。チームのみんながたくさんヒットを打てたことが印象に残った。ぼくが頑張ったことは、バットをふりきることができた。うれしかったことは、みんなで声をかけながら楽しくし試合を戦ったことだ。



 二試合目はイーグルスと戦った。イーグルスは今年の全ての大会で優勝していて、ぼくたち一回しか勝ったことの無い強敵だ。一回の表でみんなが緊張していたせいか、ドルフィンズのエラーが重なり五点という重い失点をして、そのせいでみんなのテンションが下がってしまった。しかしみんなが諦めずに、気持ちを切り替えて、二回からピッチャーも変わって〇点で抑え、一回の裏から毎回一点ずつ反撃をした。ぼくもヒットを打ち、守備でもゲッツーを取ることができた。みんなも盛り上がってまるでぼくたちが勝っているような雰囲気になっていた。しかし、四回で追加点が加わり九対三で負けてしまったぼくは声が出なくなるほどくやしかった。



 六年生の最後の試合だったので絶対に勝ちたかった。六年生は試合が終わったらすぐ泣いていた。五年生も泣いた。ぼくは監督の涙を流したのを見て、それにつられて泣いた。まだまだ実力が不足していることを感じた。いっぱい練習して、次の試合こそ勝ちたい。