2.
今年最後の野球大会
小5 あおひは(aohiha)
2025年12月1日
「今日は勝つ!」
とぼくは気合を入れた おとといは試合があった 二チームと戦ううトーナメント戦だった。相手はイーグルスとドリームキッズだった。中国の日本人チームで戦う大会は年に三回あり、ぼくたちのチームドルフィンズは一回も優勝していない。だからこの試合は絶対に勝ちたかった。ぼくは昨日の夜なかなか寝られないほど緊張していた。
一試合目はドリームキッズと戦った。結果は二十対一でドルフィンズが勝った。たくさん点が取れたのでとても盛り上がった。チームのみんながたくさんヒットを打てたことが印象に残った。ぼくが頑張ったことは、バットをふりきることができた。うれしかったことは、みんなで声をかけながら楽しくし試合を戦ったことだ。
二試合目はイーグルスと戦った。イーグルスは今年の全ての大会で優勝していて、ぼくたち一回しか勝ったことの無い強敵だ。一回の表でみんなが緊張していたせいか、ドルフィンズのエラーが重なり五点という重い失点をして、そのせいでみんなのテンションが下がってしまった。しかしみんなが諦めずに、気持ちを切り替えて、二回からピッチャーも変わって〇点で抑え、一回の裏から毎回一点ずつ反撃をした。ぼくもヒットを打ち、守備でもゲッツーを取ることができた。みんなも盛り上がってまるでぼくたちが勝っているような雰囲気になっていた。しかし、四回で追加点が加わり九対三で負けてしまったぼくは声が出なくなるほどくやしかった。
六年生の最後の試合だったので絶対に勝ちたかった。六年生は試合が終わったらすぐ泣いていた。五年生も泣いた。ぼくは監督の涙を流したのを見て、それにつられて泣いた。まだまだ実力が不足していることを感じた。いっぱい練習して、次の試合こそ勝ちたい。