授業の渚 a-06-4


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アカシア6.4

みなさんこんにちは。
今日は6.4週、清書ですね。

清書ってなあに?
と思っている人はいますか?

あ、いるみたいです。
じゃあ、清書の説明をしますね。

今月、みんなは何回作文を書いたかな?
3回!
うんうん、1週からずっと書いていたら3回だね。
2回?
そっか1回お休みしちゃったのね。

あ、1回しか書いていない人もいるのね。うん、でもだいじょうぶだよ。

じゃあ、その、今月書いた作文の中からひとつだけ、
「これはがんばったよ! 」
とか
「これはよくできたと思う! 」
という自信作を選んでください。

そして、その作文のをきれいに書き直します。
書き直すときには、なるべく、もっといい作文になるように手直ししますよ。
たとえば、<まるで〜のように。という表現の項目を入れられなかったとしたら、清書では入れてみる。

どんなに考えても難しいときは、そのままでも大丈夫だよ。

それから、今日も新しい作文を書きたいお友だちもいるでしょう?
そういう人はもちろん新しいのを書いていいですよ。
でも、いつものように先生の添削はありません。





それから、清書のときに守ってほしいルールがあります。
よーく聞いていてね。

まず、なるべくペンで書くこと!
間違えたときに困るよ、という人もいますね。もしも間違えたときは修正ペンを使ったり、みんなが持っている項目シールの空いているところを間違ったところに貼ってください。

どうしてペンで書くかというと、

今日書いてくれた清書はあとで印刷され、来月の4週の山のたよりに載ります。
見たことあるでしょう? お友だちの清書。

そうそう、それでね、印刷するときにみんなの清書をスキャナーという機械で読み取るのです。
鉛筆で書いていると、その作業がとっても難しいの。
だから、ペンで書いてねってお願いしているんだよ。

ペンで書くときって、間違えないように集中するでしょ?
集中する時間を持つってとっても大切。
だから、ペンで書くこともためになるよ。
がんばって挑戦してください。

それからもう一つ、ルールがあります。
清書のときは、お名前のらんにかならずペンネームを書いてください。
ほんとのお名前は書かないということだよ。
好きな花や食べもの、キャラクターなど、あとは、いつもお友だちに呼ばれているあだ名とか、なんでもいいです。
どうしても思い浮かばない人は生徒コードでもいいですよ。
とにかくほんとのお名前を書かないように気をつけてください。

大丈夫? わかったかな?

大事なことは二つ。
★ペンで書く
★ペンネームをつかう

気をつけてね!

さあ、今週は、作文用紙の書き方を復習しておこうと思います。
課題フォルダに項目表がありますね。

え、そんなの知らない

なんていっている人はいませんよね?

もしも知らないという人がいたら、課題フォルダの後ろの表紙から1枚目か2枚目にあるはず。
確認してくださいね。

さて、その項目表の下の方に
●行をつづける
●会話行がえ

という●の項目がありますよね。

これのお話をしましょう。


まず、行をつづける。
これは、わかるかな?
会話以外はすべて、ずらずら〜っと書き続けていくのでしたね。
ときどき、意味不明なますが空いていたりする人がいます。
気をつけてね。
すき間のないように書き続けてください。


それから、もう一つの●会話行がえ。

会話を書く時は、行をかえてあげるのでしたね。

じゃあ、ひとつ、おともだちの作文をみてみましょう。
これは、こぶたのビリーくんが書いた作文です。
行を続けるということだから、このオレンジ色の部分、ここはあけたらいけないでしょ。
それから、会話は行をかえてあげるのだから、ここも直さなきゃいけませんね。

そして直したのがこれ。
行を続ける、それから会話は行をかえる、この二つがしっかり守られていますね。
これでバッチリ!!


じつは、会話についての書き方はいろいろなタイプがあって、どれが正しいというはっきりとしたルールはないのです。

でも、会話を書くときは行を変えると大変読みやすくなります。
ですから、言葉の森では、会話を書くときは行をかえましょうと指導しています。

もしかしたら学校で、他の書き方を教えてもらった人もいるかもしれませんね。
そうだとしたら、その書き方も正解なのです。
学校で習った書き方のほうがいいなあと思う人はそのように書いてもいいですよ。



7月から新しい課題フォルダでの勉強が始まりますよ。
新しい気持ちでまたがんばっていきましょうね!!