授業の渚 hi-07-3


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 第一段落は要約です。「昨晩母が苦労して片づけたおかげで、かなり快適そうな子供部屋になっていた。」「日常とは違う、とってつけたような空気が充満している。」「先生は私の机の上を見て、「お、机の上もきれいになっているね。だけど引き出しの中はどうかな」と言って引き出しを開けた。万事休す。もうおしまいである。」といったところがポイントになりそうですが、自分の言葉を補いながら自然な流れになるようにまとめてみましょう。

 第二段落と第三段落は、似た例です。家庭訪問の話や大掃除などの話を書いてみましょう。普段から自分の部屋をきちんと整理している人はあわてなくてすみますが、家庭訪問の度に大あわてという人も中にはいるでしょう。実は、先生にも似た話があります。友人の家に遊びに行ったときのこと。とてもきれいに整理されている部屋でお茶を飲んでいました。そこにその友人の子供が帰ってきて、いきなり押入れを開けたのです。「開けちゃだめ。」という悲鳴とともに押入れからは雪崩のようにいろいろな物があふれ出てきました。(笑)

 第四段落は、ことわざを引用し、「人間」というキーワードを入れてまとめます。ことわざは、「塵も積もれば山となる」、「なまけ者の節句働き」、「のどもとすぎれば熱さ忘れる」などが使えそうです。部屋をきれいに保つには毎日の心がけが大切ですね。