授業の渚 hu-10-3


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 Hi! Billyです。

 だんだん秋らしくなってきたね。秋と言えばぎんなん。君はぎんなんを食べたことがあるかい? ちょっと苦味があるけど、ほくほくしていていい香り。とってもおいしくてやみつきになっちゃったよ。あ、でも、食べ過ぎると中毒になるらしいからほどほどにね。

 さて、今日は、10月3週の長文の感想文課題だよ。長文は読んであるよね?

 今週の長文は、運についての話だよ。よく運がいいとか悪いとか言うけど、本当にそういうことってあるのかなあ。この長文の筆者は、運とは日常の生き方の結果だと言ってる。確かに、ただ待っているだけでは幸運はやって来ない。いつも明るい気持ちでいることや、それなりの努力を重ねることが大事っていうわけだね。


 では、書き方の説明だよ。

 第一段落は、長文の要約。大事な文をいくつか選んで、続けて書くだけでOKさ。

「運と見えるものは日常の生き方の結果である。もし、幸運がほしいなら、日常のおくり物一つにも心があることが大切である。すわって不運をなげいている人は、幸運が自分を見つけるべきだと考えて、自分が幸運を見つけるべきだとは考えていない。」

 どうかな? もちろん、このとおりじゃなくてもいいよ。自分でここがポイントだと思う文をさがしてみてね。

 第二段落と第三段落は似た話。

 ここは、努力したからこそいい結果が出たというような話を書いていくといいね。たとえば、練習をがんばったから試合で勝てたとか、勉強をがんばったからテストでいい点がとれたとか、そういう話を自分の体験からさがしてみよう。
 
 もう一つの似た話は、お父さんやお母さんから聞いた話や伝記で読んだ偉人の話などを書いてみよう。エジソンやノーベルなど、努力を重ねたからこそ歴史に残るような発明をしたというような話を書くとぴったりだね。

 あとは、いつもにこにこ笑っている人や親切で思いやりのある人は友達も多いというような話も似た話になりそうだ。

 似た話の中にはたとえを入れるのも忘れずにね。

 第四段落は一般化の主題でしめくくりさ。

 たとえば「人間にとって幸運とは、自分自身の努力で作り出すものである。」といった具合さ。ことわざは、「まかぬ種ははえぬ」がぴったりだけど、ほかにも使えそうなことわざがあるから自分でさがしてみてね。

 さあ、君も幸運をさがしに Let’s GO!!