授業の渚 ka-05-1


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カキの課題
【バオ】
 ぼく、バオ君。
 構成の仕方を説明するよ。
 カキの課題では、最初に絵をかくんだ。
 絵が苦手な人は、お母さんに手伝ってかいてもらうといいかもしれないね。
 お母さんも苦手だったら、お父さんに手伝ってもらってね。
 え? お父さんも苦手だったら?
 そうしたら、今から、先生にかいてもらう絵をまねしてみてね。
 せんせーい。
 はーい。家族でレストランに行った絵だったら、こんなふうにかくといいよ。
(絵をかく)
 せんせい、ありがとう。なんだか、レオナルドダビンチの最後の晩餐みたいですね。
【コーチン】
題材の説明だよ。
名前や数字を詳しく書くことが目標だよ。
このまえ、家族でごはんを食べにいったんだ。そのことを作文に書いてみるね。
4月29日日曜日に、ぼくは、お父さんとお母さんとお兄ちゃんとごはんを食べに行きました。
お父さんの運転で車にのって30分くらいでつきました。
行ったところは、横浜中華街のマンチンロウというお店です。
みんなで、ヤキそば、エビチリソース、かにチャーハン、すぶた、シュウマイ、とスープを食べました

いつもは、20分で食べてしまうお家のごはん時間が、お店では、1時間以上もかかって食べました。
ほら、日にちや時間の数字が詳しく書けたし、お店の名前や料理の名前がちゃんとかけてるでしょ。
こんなふうに書くといいんだよ。
書けたら項目シールを貼っておいてね〜。
【フロール】
私は使えるカエル。名前はフロールです。
表現の項目の説明をします。
表現の項目って聞くと難しいけれど、いつも練習しているたとえのことね。
さあ、今日はどんなたとえを書こうかなあ。
今日はおいしいものを食べてきたことを書くって。
え、中華街で? いいなあ。おいしかったでしょ。
ほっぺたが落ちそうなくらいだった?
あ、やった、思いついた! ほら、たとえが書けそう。
「おいしくて、まるでほっぺたがおちそうでした。」
ね、簡単、簡単。
おいしいものを食べると、とっても幸せな気持ちになるよね〜。
わたしもおいしいもの大好き。
天国にいるような気持ちになるもの。
あ、やった、思いついた! ほら、また書けそう。
「おいしいものをたくさんたべて、まるで天国にいるようでした。」
ね、簡単、簡単。
さあ、みんなもじぶんだけのたとえをかんがえてみてね。
さくぶんのなかにひとつ入れられるといいですね。
カエルのお話はおしまい。カエルはカエルー。
【ビリー】
 思ったことを作文の最後に書くのにはもうなれたかな? え? カンタンカンタン? 
 そうか。それなら、、もう一段むずかしいことをしてみよう。その思ったことを長く書いてほしいんだ。長くというのは、くわしくとういうことだね。2行にわたるくらいかけるといいね。
 「ちゅうかがいでたべたごはんはおいしかったと思いました。」これが、今までの書き方。
 それをさらにくわしく書くとすると「ちゅうかがいでたべたごはんは、今でも味を思い出せるくらいおいしかったので、またすぐ行きたいなあと思いました。」とか「ちゅうかがいでたべたごはんを、うちでも食べられたらしあわせだろうなあと思いました。」「まんちんろうのおりょうりのようなごうかなりょうりは、作るのがタイヘンだろうなと思いました。」うんうん、そうだろうねえ。
 なんだか、ぼくもおなかがすいてきちゃったな。ちなみに横浜ちゅうかがいでおすすめの店は、えーとね、あ? 時間? あっそう。
 残念! 時間切れだ。
ではがんばって挑戦してくれたまえ! Let’s GO! (レッツゴー)
【シャンテン】
 では、最後に字数と表記の説明をします。
 字数の目標は200字。
 ちょっと大変だなあって思った人もいるかもしれないわね。
 でも、大丈夫。会話のカギかっこをたくさん使えばすぐに200字までいきますよ。
 会話のカギかっこは、行をかえて書くでしょう? カギかっこを閉じた後も行を変えるでしょう? だから会話を入れるたびにどんどん行がふえるわけ。
 ね? いい方法でしょう?
 何度も言うけど、カギかっこの前と後で行をかえるのを忘れちゃダメよ。これを忘れちゃうと、行がなかなか増えないからね。
 表記で注意することは、今説明したカギかっこの書き方のほかにもう一つあります。それは、縦書きのとき、数字を漢字で書くこと。
 横書きのときはどちらでもいいけれど、縦書きのときは、数字は漢字を使って書くのよ。数字を書くときは気をつけてね。
 これで説明はおしまいです。今日書いた作文は、担当の先生に送ってね。
 じゃあ、がんばってねー。