授業の渚 ka-05-4


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コケー♪ ニワトリのコーチンだよ。

こんにちは。
5月第4週、清書の説明をするよ。
今月も、いろいろな作文を書いたね。
よくがんばったね。
5月に書いた作文の中で、いちばん良く書けたなと思う作文を清書するんだ。
先生からとてもほめられた作文あったでしょ。それを清書しよう!
いつもほめられているから、どれにしようか迷っちゃうって? すごいね。
では、お家の人と話し合って決めてもいいし、担当の先生と話す機会があれば相談してもいいよ。

清書なんてめんどうくさい。なんて思っている?
反対に、新しい作文を考えなくてラッキー、なんて言っている人もいるかな?

清書をするって、意味のあることなんだよ。
いちど自分で書いた作文を読み直し、書き直す。
担当の先生が書いてくれた赤ペンの文や山の便りの講評もよく読んでみてね。
作文を書いた時には気付かなかったことも、今度は
「あっ! そうか。」
「むむむ? なんじゃこりゃ?」
と、気付くかもね。

では、清書を書くときに注意することを言うよ。

1)清書は、ペン(サインペンやボールペン)でていねいに書こう。
書きまちがえてしまった時は、住所シールや項目シールの白いところをまちがえた所に貼って上から書き直すといいよ。修正テープや修正液を使ってもいいからね。

2)カキの課題をしている君たちは、●はじめに絵をかく という項目があったよね。
絵は、作文用紙の裏にかくのだけれど、その表には、字は書かないでね。そう、絵だけで作文用紙を一枚使うということだよ。わかるかな。

3)名前はペンネームにするんだよ。作文の中にお友達の名前などが出てくるときは、それをあだ名とかイニシャルにかえておいてね。

先生から赤ペンで注意されたり、直されたところがあったら、そこを書き直しながら清書するんだ。
きっと、さらに良い作文に仕上がるよ。

もとの文章を書き写したり作文を直しながら書いていくって作業は、けっこう頭も使うし大変だけど、言葉の森の君たちなら大丈夫。

5月に書いた作文がなかったり、どうしても清書したい作文がない人は、「自由な題名」で、新しい作文を書いてもいいよ。

君たちが書いた5月4週の清書や作文は、担当の先生のところに到着した後、言葉の森の事務局に送られるんだ。だから、君たちのところには戻ってこないよ。

では、5月の清書をがんばってしあげたら、担当の先生に送ってねー。


*おまけのコーナー*

カキの課題●表現の項目 たとえ でみんな苦労していない?
ふだんから、お家の人との会話の中で、”まるで〜のよう”を使って話していると、たとえが上手になってくるよ。お家の人にも、意識して”まるで〜のよう”と言ってもらおう。
今日は、色のたとえを少し考えてみよう。

・赤   赤い色をたとえる時、何を思いつく?
「まるで、リンゴのように赤い。」
いいねぇ。他には? えっ、サル?
「まるで、サルのおしりのように赤い」
うんうん、それもあるね。

・白   何があるかな? 雪。
「まるで、雪のように真っ白な」
牛乳。
「まるで、牛乳のように白い」
いい感じだよ。

・黒   カラスの羽。
「まるで、カラスの羽のように黒い」
炭。
「まるで、バーベキューをする時の炭のように黒い」

いろいろ考えられた?
このように、まるで〜のよう を作文につかってみてね。

じゃぁ、またねー。
コケー♪