授業の渚 ke-01-3


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こんにちは、フロールです。

みんなはウソをついたこと、ある?
ほんとうはウソをつくつもりなんてなかったのに……とあとになっておもうこともあるでしょう?
わたしね、きのうの夜、うそをついちゃったんだ。
お母さんが大すきなおかしをぜんぶ食べちゃったの。
お母さんが、
「あ、もうないわ。ぜったいにのこっていたはずだったのに。フロール、あなた、食べたでしょ? 」
とこわい顔でといつめるから、思わず
「ちがうよー。きのうお父さんが食べてたよ。」
って言っちゃった。
あ〜あ、言うんじゃなかった。わたしのうそ、もうお父さんにばれてるかな。


きょうの長文にとうじょうする子もうそをついちゃったのよね。
すごくわかるなあ、この気もち。

今日は感想文の説明をしますね。
まず、感想文の書き方からお話しましょう。

★感想文の書き方
 1 いちばん〜なのは〜です。
 2 にた話
 3 もし〜だったら
 4 このお話を読んで〜と思いました。

みんながこのおはなしを読んで、いちばん心にのこったことはどんなところだったかな?
 おもしろいと思ったこと、ふしぎだと思ったこと、すごいと思ったこと、びっくりしたことなどをかんがえてみよう。そして、

 このおはなしを読んでぼくがいちばん〜なのは〜です。

 と書いてみましょう。これが、感想文の書き方の1だね。

これができたらつぎは、にた話を書くよ。

 たとえば、わすれものをして先生におこられたこと。
      おこられるのがこわくて、思わずウソをついてしまったこと。
などのにた話を書いてみましょう。
にた話を書くときは、いつも作文を書くときと同じように●のこうもくを入れながら書いていこうね。
 ●たとえ ●長い会話 ●とちゅうの思ったこと 

にた話ができたら、つぎは「もし〜だったら」とそうぞうした話を書くよ。

たとえば
 もしぼくがこの子だったら、きっと
「わすれちゃいました。」
と言ったと思います。

ここまで書けたらさいごは思ったことを書いておわりです。

 このお話を読んで、〜と思いました。 とまとめてみましょう。

 たとえば、
 このお話を読んで、ウソをついてもあまりいいことがないなあと思いました。

こんなふうにね。


感想文はむずかしいですから、字数は短くてもかまいません。しんぱいしないでチャレンジしてみてね。