授業の渚 nngi-09-3


↑スタート/ストップ音声オン/オフ↑
ンギ 9.3週

1、第一段落は、状況実例と社会問題の主題。「世界は、芸術スポーツの方向に変化している。スポーツに限らず、従来の生産第一主義の価値観から、消費を楽しむ価値観に変わりつつあるのに、私たちの意識がまだ旧来の価値観にとらわれているところに問題がある」など。
 小学校の運動会などでよくやるマスゲーム。見ている方は、集団の動きがきれいで楽しいが、やらされている方は、全然面白くも何ともない。同じく、大勢の人が集まって作る人文字。どこが楽しいんだか(笑)。

2、第二段落は、原因1と体験実例。「第一は、これまでの社会では、やはり生産力を上げることが第一の目標だったからである(原因)。例えば、私の父は、食事はただ飢えを満たせればいい、衣服はただ寒さをしのげればいいという考えで、いつも仕事を第一に考えている。しかし、こういう世代が、日本の発展を支えてきたのも事実である」など。

3、第三段落は、原因2と社会実例。「第二は、スタートし始めたばかりの消費文化が、まだ十分に洗練されたものになっていないからである。例えば、シンクロナイズドスイミングや新体操は、まだ歴史が浅い。昔からある競技では、だれもが名前を知っている有名な人がいたり、有名な伝説があったりする。例えば、野球のベーブ・ルース、陸上のカール・ルイス、マラソンのアベベなど。しかし、シンクロの○○という言葉で表せるような人はまだいない」など。

4、第四段落は、反対理解と自作名言。「確かに、スポーツの原点は、生存のための戦いであった。その面を保つことは、スポーツの一つの意義である。しかし……」。自作名言は、「これからのスポーツに必要なものは、根性や執念のようなものではなく、優しさや笑顔のようなものなのかもしれない」など。