授業の渚 ra-06-3


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ラ 6.3週 ●現代では学術研究の場において(感)

 第一段落は、要約と意見。「専門バカにならず、幅広い教養を持った人間になりたい」。
 第二段落は、方法1。「そのためには、一見無駄に思われるようなものも含めて、幅広い関心を持つことだ。例えば、私は、子供のころ、日曜日は朝から晩まで楽しく遊んでいた。今から考えると一見無駄な時間を過ごしたようだが、そこで得た友達関係などは自分の財産になっている」。
 第三段落は、方法2。「第二には、今の社会がもっと教養の価値を認めることだ。受験勉強に追われるようになると、どうしても主要教科だけに力を入れるようになる。美術や音楽や体育など受験にあまり関係のない教科は手を抜いてしまうことが多い。しかし、人生という長いスパンで考えると、この美術や音楽や体育を楽しむ力をつけることが実は重要なのではないか」。
 第四段落は、反対理解とまとめ。「確かに、今日のように高度に発達した科学技術の世界に生きている私たちにとって、専門的な知識や技術を持つことは欠かせない。しかし、自分の狭い専門に閉じこもることなく、幅広い関心を持って生きていきたい」。