授業の渚 sa-06-4


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 サツキの課題、6月4週の説明をします。

 今週は清書です。6月1週から3週の作品の中でいちばんよく書けていると思うものを清書します。
 
 ペン書きで、習った漢字を使いながらていねいに書いていきましょう。間違えてしまったら、白いシールを貼って、上から書けば大丈夫です。

 項目シールは、貼らなくて構いません。名前の欄にはペンネームを書いてください。


 さて、今週は、読点の打ち方についての説明です。

 読点というのは、「、」のことです。みなさんは、この読点を上手に打つことができていますか?

 読点がない文は読みにくいですね。でも、読点を打ちすぎても不自然な文になってしまいます。読点は、文の長さにもよりますが、一つの文に一つか二つと覚えておきましょう。


 読点の打ち方を簡単に覚えられる呪文があります。それは、「はそかととの」。


●最初の「は」ですが、これは、「わたしは」、「ぼくは」などというときの「は」です。このような場合の「は」の後には読点を打ちましょう。

ただし、「わたしが」、「ぼくが」などというときの「が」の後には読点を打たないのが普通です。


●次の「そ」は、「そして」です。

 「そして」や「でも」などの後には読点を打ちます。


●三番目の「か」は、会話の前という意味です。

 カギかっこで会話を書く前に読点を打ちます。


●次の「と」は、時を表す言葉という意味です。

 時を表す言葉の後には読点を打ちます。


●五番目の「と」は、「と、○○が言いました」というときに「と」です。

 このような場合、「と」の後に読点を打ちます。


●最後の「の」は、「ので」の「の」です。

 「○○したので」「○○したら」「○○したから」「○○すると」などの後には読点を打ちます。



 私は、学校へ行きました。そして、先生に、
「おはようございます。」
とあいさつをしました。
 8時20分に、チャイムが鳴りました。
「もう教室に入ろうよ。」
と、まさおくんが言ったので、教室に入りました。