授業の渚 tu-12-2


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 ツゲ 12・2

Hi! Billです。クリスマスの準備は進んでいるかな? もうほしいものきまった?

僕はね、今年は天体望遠鏡をリクエストしようと思っているんだ。

 さて、今週は、「わたしのしているスポーツ」だね。冬は、ついついあたたかいうちの中で過ごしがちだけど、そんな季節こそ、

外に出て、体を鍛えたいよね! スポーツといえば、サッカー・野球・バレーボール・バスケットボール・水泳・陸上競技、まだ

まだありそうだね。このほか、冬のスポーツとして、スキーやスケートがあげられる。マラソン・持久走も、冬のスポーツかな。

君は何を選ぶ? 毎週通っている水泳教室の話? もうすぐ学校で開催されるマラソン大会のこと? 初めてやったスケート? 

いろいろありそうだね。でも、もし、「スポーツはちょっと…」「やっているスポーツなんかないなあ」という人は、体育の授業

の話でもOKさ。「それもあんまりないなあ」という場合は、スポーツ以外で君のしていること、趣味の話でもいいよ



 では、書き方を考えていこう。

第1段落 導入部分。ふだんの君とスポーツの関係をおおまかに示そう。

「ぼくは毎週日曜日、近所のサッカークラブの練習に行っています。4年生はたくさんいるので、なかなかレギュラーになれない

けれど、休まずがんばっています。」

     そして、「一番〜なのはーーです」を使って中心を表すと、あとが書きやすくなるね。

「一番きつい練習は、ドリブル練習で、ボールを蹴りながら、速いスピードで置いてあるコーンをぬって走らなければなりませ

ん。」

     と言うようにね。具体的に書くと、イメージがわきやすいからね。



第2段落 第3段落 前の話・聞いた話・調べた話を入れていこう。前の話は、今よりずっと小さかったときの話がいいかな。

「幼稚園に入る前ごろは、よくやわらかいボールでサッカーごっこをしていた。ルールなんか全然わからなくて、ただただ蹴って

は走り、ゴォール、とまねして叫んだりして、とても楽しかった記憶がある。3つ上の兄たちと遊ぶときは、きちんとルールがあ

り、キーパーもいたのだが、僕はわけもわからずに、ただついて走っていたそうだ。」

ここにたとえを忘れずにね。

 もうひとつの段落には、人から聞いた話や調べた話を入れよう。お父さんやお母さんの体験談など、おもしろいものがありそう

だ。しっかり取材しよう。僕の場合は…

「父は、中学校のころ、バスケット部で活躍していたそうだ。シュートが確実なので、いつもゴール下で待機して、ボールを受け

取って、得点していたという。『パパは百発百中だったよ』と言うのでいくらなんでもそれはうそだろうと思ったら、笑いながら

小さい声で『ほぼ、ね』と付け足していた。」



第4段落 結びの段落。ここで君の心の中で思ったことを書こう。スポーツを通じて君の感じたこと、考えたこと、いつも思って

いることなどを書いてみよう。最後は、「動作情景の結び」を忘れずにね。

「ぼくが半分出場できた隣町のチームとの試合は負けてしまったけれど、とても熱い試合でした。選手はもちろん、ベンチのみん

なも一丸となって声を出し合い、まるで全員で走っているかのような試合となりました。ぼくは心の中でチームワークってすばら

しいな、スポーツっていいものだなと思いました。」

「静かになったグランドに一つ残ったボールが、夕日に照らされて半分赤くなっていました」

「みんなが帰ったあとの公園に、まだ歓声がひびきわたっているようでした」

 どうだい? なかなかカッコいい終わり方でしょう? 君もくふうしてみてね。


 では、今週も張り切って書こう! Let’s GO!