授業の渚 yabi-07-3


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ビ 7.3週

1、ユージーンは、障害者を自然に扱う街だった。

2、日本でも優しい人は多い。
・しかし、日本人は障害者との接し方を学んでいない。
・単純に助けてあげるという発想をしがち。

3、しかし、障害者も自分でやってみたい。
・ゲームの難しい場面でも、自分でクリアしたい。
・数学の問題が自力で解けそうなときは、解法を聞きたくない。

4、もちろん、失敗はある。

5、ところが……その失敗したところに、自分の人生がある。

6、サトクリフの前に素敵な青年が……。

7、周囲はそれが恋愛に発展しないように、予防線を張る。
・サトクリフを傷つけたくないという周囲の善意。
・いつしか本人も自分の真実の心から目をそらしてしまう。

8、しかし、おばあさんになったサトクリフは、ふと思う。
・「あのとき、もし自分が……」
・そして、「たとえ失敗だったとしても、自分の手で失敗してみたかった」。

9、総合化は、
・A助けてあげる周囲、B自力を促す周囲→C大事なのは周囲ではなく自分自身。
・A助けるという方法、B自力を促す方法→C大事なのは方法ではなく目的。「人は何のために生きているのか」
・A助けること、B自立すること→C両者は裏表の支えあう関係。
・A助けるか、B自力か→C大事なのは論議ではなく実行。