受験英語を見直そう


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書いた人は高橋陽道 on 98/09/21 16:54:58:

 受験英語は害悪の根源と思われてきましたが、私はそうは思いません。文法重視の英語では話せないから会話を重視するように、との文部省の通達も間違っています。
 本当は、受験英語自体が悪いのではなく、やり方が悪いのです。たとえば、英単語を単語帳で覚える代わりに、自分が将来専攻したい分野の洋書を買ってくるのも一つの手でしょう。単語をゴロで覚えるのが悪いとは言いません。しかし、ネイティヴスピーカが英す単語をゴロで覚えていることなんてあるのでしょうか。ゴロで覚えてたらいつまでたったって使えるようになる訳ないでしょう。だから受験英語は使えないと誤解されてしまうのです。
 手元にある受験英作文の参考書を手に取ってみましょう。現在ではちゃんとネイティヴが作った模範回答が書いてあり、彼らが日常使う表現の解説がでています。英作文ができないくせに、話せるなんて事はないはずです。なぜなら作文は修正が利きますが、話すことは修正がつかないからです。
 私は英会話スクールに通っていますが、そこでは文法の基礎を知らない人がいます。英文の構造がわからないので、まともに話せない人を何人も知っています。しかし、受験生で英語の文には必ず動詞がいるということや、述語動詞が一文に一つしかないを知らない人はいないでしょう。忘れてしまっているから、I boy.やI want eat food.とかいう間違った表現をするのです。
 これでもまだ受験英語は百害あって一利なしでしょうか。ぜひみなさんの意見や文部省の意見が聞きたいところです。


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