情報発信は、三度の食事のようなもの

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書いた人はnaneさん 99/09/02 09:08:04

 ここのところ、言葉の森新聞の記事に保護者向けの話をほとんど載せていませんでした。理由は、今学期から課題の長文が学年別になったためで、それらの解説に時間とスペースを取られてしまったことが主な原因です。
 しかし、情報というものは一度発信すればそれで済むものではなく、三度の食事のように毎日発信していなければ鮮度が保てないということに、最近思い当たりました。
 そこで、これからは、ホームページなどを中心に、そのときどきの記事を載せていくようにしたいと思います。
 
 この「情報発信は三度の食事のようなもの」は、子供たちの勉強にも当てはまるようです。
 自習の大切さということをよく言いますが、先生が子供に自習の意義を話して、やり方を説明して励ましたり叱ったりすると、だれでも一週間ほどは自習をしてきます。しかし、次の週からは、すぐまたもとの何もしない生活に戻ってしまいます。
 生徒の中には、先生が特に何も言わないでも毎週きちんと自習をしてくる子がいます。しかし、それらの子供たちは、実は家庭でお母さんが毎日のように自習をしなさいと言っているのだと思います。
 子供たちは、小さな苗木のようなものです。一日でも水をやらないと、すぐにしおれてきます。大木が何日もの日照りに耐えるようには、深く根をはっていないのです。
 子供たちのもともとの能力にはそれほどの差はありません。しかし、学年が上がるにつれて、学力のある子とない子に次第に分かれていきます。そのいちばんの原因は、勉強の仕方や教え方以前に、毎日の家庭学習の習慣がついているか否かにあるようです。



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