地球と人間


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書いた人は森川林 on 98/06/06 07:12:31:

 知識は実感も変える。
 以前は、平らな土の上を歩いているような感覚で散歩をしていたが、途中から、地球という星の上を歩いているという感覚を持つようになった。最近は、地球という大きな生き物の上を歩いているという感覚で散歩をしている。
 人間と同じように地球もひとつの生き物で、草木が地球の一部として生えているように、人間もあるいは地球の一部として地上を歩いているのかもしれない。
 今、地球は病んでいる。それは絶滅する生物の種の加速度的な増加が示している。この地球を救うものは何か。人間の病気にあてはめて考えてみることがひとつのヒントになりそうだ。
 ヒトはなぜ病気になり、なぜ治るのか。病は気からと言うように、明るい前向きの気持ちでいるときは病気になりにくい。また、病気を治すのに薬や手術はひとつのきっかけになるが、健康を回復する根本の要因は内部の自然治癒力にある。
 地球が明るく前向きな気持ちで太陽の周りを回れるように、私たち人間は、地上のすべての人や生き物が幸福に暮らせる世界を作る必要がある。



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