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生徒:kanuke
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自分:kanuke
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youbi_kaze_gakki
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「ぶくぶくぶく。」 とおなべがわいている。ぼくは今から大根なべを食べるのだ。ぼくの好きな食べ物はこの大根なべで、きらいな飲み物は塩入りのお茶だ。 十二月五日、ぼくの家で家族全員で久しぶりのなべを食べていた。ぼくは始め大根なべという名前なのだから、普通のなべとは大分ちがうのかと思っていたら、普通のなべに大根おろしを入れるだけだったのだ。もっとすごいものだと思っていたぼくは、ちょっとがっかりした。だが食べてみると、いつものなべとは全然味がちがうのだ。大根の味がきいていて、いつものなべとは全く比べ物にならないほどおいしい。しかしもっとおどろいたことがある。それは大根おろしだけを食べても、辛さがなくておいしいのだ。そこでぼくが大根おろしをたくさん取ろうとすると、それを見ていた妹はすかさず、 「兄ちゃんあかんで。取りすぎやで。」 と、聞こえているのにわざわざ大きい声でさけぶ。 「別にいいやん。まだいっぱいあるやん。」 とぼくが言い返す。するとまたもや妹が、 「じゃあ優だっていっぱい取ったんねん。」 とさけんでまた取り合いが始まる。いっぱいあるのに取り合いをするなんて、ぼくと妹はまるでハイエナのようだ。 ぼくのきらいな飲み物は、塩入りのお茶だ。ぼくがそのお茶を飲んだのは、野球の練習のときだった。一口飲んだら、はき出しそうになってしまった。しかもぬるかったのでなおさらまずかったのだ。その日、ぼくは野球の練習中絶対にそのお茶を飲まなかった。そしてぼくは家に帰って、牛にゅうを七はいぐらい飲んだ。真夏だったので、熱中しょうにならなかっただけましだった。しかし母はちょうどポカリスエットを切らしてしまっていたので、熱中しょうにならないように塩を入れてくれたらしい。ぼくは少しあきれて、 「今度から絶対入れんとってな。」 と何回もくりかえして母に言って念をおした。だが母は、その後も一度だけ少しお茶に塩を入れたのだった。 ところで、ぼくの家でたまにフランス料理が出ると、パリに出張に行ったことがある父は、 「これは本場のフランスの味とはちょっとちがう。まっ、君達には分からないだろうけど。君達はパリに行ったことがないからね。お父さんは何回も行ったことがあるけど。」 と必ず二言目にはこう言うのだ。しかし母や妹は、 「ちょっとぐらい別にいいやん。」 と反対する。すると父は、 「そのちょっとが味そやねん。」 と自まんするのだった。父にそんな話をされると、ぼくは、一度パリに行ってそのちょっとの差を感じてみたいと思うのだった。そんな父でもパリで食事していておどろいたときがあるそうだ。それは、午後六時から食べ始め、最後のデザートのおいしいケーキをを食べ、のうこうなエスプレッソを飲み終えたときには、もうすでに夜中の十二時をこえていたときだそうだ。父は料理とおしゃべりに夢中になって、気付いたときにはそんな時間になっていたということだ。そんな真夜中まで食べ続けるなんて、まるで時間を気にしなくていい自由で働いていない人のようだ。きっとだれでもそう思うだろう。フランス料理を食べるとおしゃべりがもり上がるのかもしれない。(笑) そういう父が一番まずかったといつも言っているのは、結婚して間もなくのころ家で母が作ったとてつもなく辛いサバの味そにだ。その辛さは計り切れず、おおげさに言うと、一口で三ばいはごはんが食べられるほどだったそうだ。そんなサバの味そにを父は全部食べ切ったそうだ。それは後で母が考えたところ、どうも生サバで作るべきところを、塩サバで作ってしまったからだそうだ。そう、母は作り方を間ちがえたのではなく、材料を間ちがえたのだ。しかしそれから母は、サバの味そにを作るのがうまくなったそうだ。まさに「失敗は成功のもと」ということわざそのものだ。今では母の自まんの料理でもあるサバの味そにが、最初は失敗からだったということを聞いたとき、ぼくはとてもおどろいた。 ぼくは、おいしいものやおいしくないものがあって、初めて食べ物や飲み物であるということが分かった。お腹を満たしたりするためだけの食べ物や飲み物ではないということも分かった。いやな気分から良い気分に変えるのも、食べ物や飲み物のすごさだということが分かった。「三つ子のたましい百まで」ということわざがあるように、今の食事の楽しさやおいしさは、いつまでたってもわすれることはないだろう。これからぼくはどんなにいやなことがあっても、食事は楽しく食べたい。そしてその食事が終わったら、気分を変えて元気になるような食事を目ざしたい。 「この最後の肉、やわらかくておいしいな。」 とぼく達は言い合いながら、大根おろしのついた肉をガツガツとまた食べ始めるのだった。
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【hyoukaからのデータのうちtopicsから取得できないもの】
表現:
時間:
4週の読解問題3
問1
問2
問3
問4
問5
問6
問7
問8
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自習:
題名:
学年:
幼中
幼長
小1
小2
小3
小4
小5
小6
中1
中2
中3
高1
高2
高3
社
月:
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山:
の山
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9
10
11
12
月
1
2
3
4
週 範囲:
1-3
4-6
7-9
1-9
内容:
字数:
構成:
題材:
表現:
主題:
表記:
読書:
その他:
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(
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