小3 シオンの山 7.2週 「いちばんすきなあそび」 すずめ
2013/07/05 16:06:45 466
(今週はなぜか予習シートが2枚あります。お好きなほうでどうぞ。)
大人から見たら、遊びの話ならいくらでも書けるでしょうと思いがちですが、最近の子どもたちは遊び以外のことで多忙なため、「これといってすきなあそびがない」とか「学校の休み時間の遊びでいい?」などという生徒もいます。
とはいえ、子どもの一番大事な仕事は遊びです。日々熱心に従事している多くの子は、それは楽しい作品を見せてくれます。
その子独自の楽しみ方、その遊びにまつわる思い出などが入っていると、ただ遊びの紹介、説明よりずっとその子らしさにあふれた
よい作品になります。
おうちの方からは、少年少女時代に好きだった遊びについて、失敗談、仰天談を交えて楽しく語ってあげてください。共通の趣味を持つ親子も、まったく興味の対象が違う親子もそれぞれに大いに盛り上がることでしょう。
実例1
父「お父さんは小3の頃と言えば、そりゃ野球さ。野球一色の毎日。休み時間も放課後も休みの日も野球、やきゅう、ヤキュー!! 誕生日プレゼントに買ってもらったグローブと眠り、スナック菓子の野球カードを集め、朝夕の素振りは欠かさなかった!」
子「へえ、すごいねえ。ちょうど今、ぼくがJリーグに夢中になっているのとおんなじだね。」
父「いや、野球の方が奥深いぞ! 野球はなあ……。」
子「サッカーだって、すごいんだぞ。お父さんの頃は日本も弱かったかもしれないけど、今は……。」
父「お父さんは、町内の野球チームで4番で……。」
子「ぼくだって、リフティングを毎日やってるんだ! もう50回できるぞ! 本田選手みたいになるんだから!! 」
父「お、お父さんだって、本当はイチローみたいになるはずだっ……。」
母「……。」
実例2
子「私が手芸好きなのはお母さんの影響だね。」
母「そうかもしれないわね。お母さんも実は、おばあちゃんの影響かも。」
祖母「ほほほ、昔はね、趣味というより、生活のために自分や子どもの服は手作りする人も多かったのよ。」
母「そうねえ。その端切れをもらってお人形の服を作ったのが好きになったきっかけね。」
祖母「ええ。今みたいに、きれいなお人形の服などはあまり売られていなかったしね。」
母「最初は、布を巻きつけただけのおかしな服だったけれど、運針を習って少しずつできるようになるのがとてもうれしかったわ。」
子「何歳ごろからできたの?」
母「ちょうどあなたくらい、8つか9つかしらね。」
祖母「そのあと、編み物にも手をだして……。」
母「そうだったわ。毛糸編みもレース編みも、作っている時が一番楽しいのよね。」
子「うわー、いいな。今年の冬はマフラーを編んでみたいなあ。」
母「そうね。やってみるといいわよ。でも、夢中になりすぎると、お母さんみたいに……。」
子「えっ、なになに?」
祖母「よくね、宿題や試験の勉強もほったらかして、編み物ばかりしていたので、学校に行っている間に何度か、編みかけのものと編み棒を
隠しちゃったのよ。」
母「そうなの。悔しかったけれど、早くやりたいから、しぶしぶ宿題をしたわ。」
昔の話を聞いて、「もし、自分がお父さん(お母さん)の子どもの頃にタイムスリップしたら」という話を考えるのも楽しいですね。子どもに戻った
自分の親とクラスメイトだったら? などと想像は広がります。
<<参考>>
パナソニックキッズスクール 1980年ごろのあそび
http://pks.panasonic.co.jp/kyoushitsu/sougou/social/time/tm070_03.html
年代流行 1970年代 流行したおもちゃ
http://nendai-ryuukou.com/1970/toy.html
1970年代の子供たちを夢中にさせたもの DATA--子供たちの遊びとコレクション
http://www.onfield.net/1970/18.html
(授業の渚)
http://www.mori7.com/nagisa/nagisa.php?yama=si&tuki=07&syuu=2