低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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民主主義の必要性 はっしー
「民主主義と独裁政治」この二つは一見すると相反しているように見えるが、実は根本のところでつながっているたりもするのである。一応どちらにおいても人民のことを考えての帰結ということにはなるだろう。特にシンガポール昔の韓国、インドネシアなどは独裁政権が成功した国でもある。しかし、身近な例で言うと北朝鮮などは何やら黒いうわさが絶えないので独裁政治のほうが絶対良いというわけでもなさそうである。独裁は確かにいいのかもしれないが、私たちは民主主義を守っていくべきだ。
第一の方法としては、まず話し合いや選挙など、大がかりで時間がかかるものを煩わしいと感じないことだ。私の身近な実体験で言ったら生徒会選挙などがあげられる。あれは一人の演説に10分も15分もかけるので煩わしいと感じがちだが、やっている本人たちはいたって真面目、自分の学校の民主制を守ろうとしているのだ。もしも会長が先生になったらどうだろう、生徒会のほかの生徒との釣り合いが取れなくなり、結果的に独裁政治になること間違いなしである。
第2の方法としては、常に対抗勢力を作るということだ。歴史実例というわけではないが、最近財務大臣の藤木という人間が辞意を表明した。これにより、民主党内では実質的に小沢氏に太刀打ちできる人間がいなくなってしまうという事態になりそうだ。
確かに、かったるい生徒会選挙や、選挙カーの騒がしさなどは許しがたいところもあるかもしれない、しかしそれを鬱陶しいと思っていたら民主主義には近づけない。むしろ「鶴の一声」ということわざのように独裁者の一言で国が動いてしまいかねないのだ。「民主主義と独裁政治」この二つは根本は同じでもものとしては全く違うということである
講評 jun
新年最初の作文、がんばりましたね!
<第一段落>
独裁政権ガ成功した国の例を挙げながら、民主主義と独裁政治についての状況説明をすることができました。むずかしいと思いますが、もう少しくわしく説明できるとよいですね。
<第二段落>
生徒会という身近な例を挙げることができました。
<第三段落>
常に対抗勢力を作るというのはよい方法ですね。タイムリーな話を入れたところは、さすがはっしー君です。
<第四段落>
「かったるい」は表現を工夫した方がよいでしょう。また、最後は民主主義と独裁政治が全く違うという結論ではなく、民主主義を取り入れていくべきだという自分の意見をはっきり示しましょう。
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