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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ポイ捨てについて   イチロー

この前僕は、家の前の川沿いにごみが捨ててあるのを見た。僕は、ポイ捨ては良くないと思う。
 ポイ捨てが良くないと思う理由は第一にポイ捨てはまたポイ捨てを呼ぶからだ。今年僕の家の前の川沿いにはごみが捨てられていた。毎年、川越の喜多院に初もうでに来る人が多い。喜多院は県内で第二位だ。その中には車で来て、川沿いに車を止め、喜多院に行く人がいる。川沿いに車を止める人が多いせいか、川にポイ捨てのごみが多くなっていた。前はポイ捨てをする人が多かったが最近はポイ捨てをする人が少なくなってきた。ここ数年ニュースや新聞で環境問題の事を取り上げるようになってきたからみんな環境問題の事を考えるようになってきたのだと思う。僕たちは、ごみゼロ運動というものを小学校と中学校でやっている。ゴミは風に流されてどんどん低い所に集まるから。川などに集まってしまう。一人が捨てると次々に他の人も捨ててしまうことが良くある。
 第二の理由は、ポイ捨ては地球環境にも良くないからだ。日本の年間ごみ排出量は5020万トン。東京ドーム135配分だ。ゴミの量を減らす事を考えなければいけないと思う。そのためには物を包んで売っている所を変える必要がある。売り物には包装が2,3枚くるんである。その無駄な包装などをなくせばずいぶんごみも減るのではないだろうか。それは各企業が話し合ってくれればいいと思う。エコの国ドイツでは牛乳を買うとき、牛乳パックではなく、自宅から牛乳ビンを持って行きそのビンに牛乳を入れてもらうそうだ。日本人は便利な事が当たり前になりすぎていると思う。ゴミは一般市民が減らすのではなく、日本の政府が企業を指導し一般市民にも指導していかないといけない。
 確かに、誰でもゴミを持ち歩きたいとは思はないだろう。しかし、問題とは楚歌にあるものではなく、自分が作るものである。という名言もあるように軽い気持ちでしたポイ捨てが大きな問題につながる事もあるという点を認識するべきだ。

   講評   sarada

 この前僕は、家の前の川沿いにごみが捨ててあるのを見た。

身近な話題から主題に入っていきました。その光景も見て、イチロー君は、不愉快に感じたことでしょう、自分の感想を述べ、「ポイ捨ては良くないと思う」 につなげましょう。

 川沿いに車を止める人が多いせいか、川にポイ捨てのごみが多くなっていた。

ポイ捨ての状況を良く説明しています。どうして、多くなってしまうのか? 【理由一】 に表されている人間の心理(一人が捨てると次々に他の人も捨ててしまう) を掘り下げてみるとおもしろいね。

 第二の理由に続いて、環境問題について事例をあげながら、深く考えていますね。ゴミになるものを減らしていく方法は、国全体で行わなければならないね。「…というデータがあるように」 と【データの引用】を示しましょう。

 問題とはそこにあるものではなく…

名言の誤字に気をつけて! 名言から、主題へとしっかりとした意見をもって結びました。


 

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