国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日1875 今日612 合計48176
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   読書術の感想文   ローズ

 娯楽としてのテレビと映画とはたいへんよくにています。見るほうが受け身で、すわっていれば画面のほうがこちらを適当に料理してくれます。それほど似ているから、どちらか一方でたくさんだという考えをおこすのもむしろ当然のことでしょう。ところが本を読むのにはいくらか読む側に努力がいります。要するに本を読むときのほうが、読む側の自由が大きい、自分の意志や努力で決められることのできる範囲が広い、つまり態度が積極的だということになるでしょう。「今日は疲れたから、映画でも見ようか」とはいいますが、「疲れたから本でも読もうか」という人があまりいないのはそのためであり、そもそも読書法ということは成りたっても、映画・テレビ見物法ということが意味をなさないのもそのためです。
 私は家でよく本を読む。私は、ハリー・ポッターが大好きで本を置いている。私はハリー・ポッターの本や映画には、文句は一言もないのだけれどひとつ、きになることがある。それは映画と本に書いてあることと違うときがあることだ。そこで私は映画には限界というものがあるが、本は想像の世界なのでいろいろなことができるし、本で私が読んで気に入っていたところが、映画でみると時間の都合で、カットされているときがあった。私は(面白いのに、残念だな〜)と思った。カットされることもなく原書だから私は本のほうが好きです。
 私の中で本と映画の差は、まるで、太陽と月のように広い。
 私にとって本とは魔法の世界のようだ。
                                                                                                                                                                              

   講評   kia


 ローズさんが元気になったみたいでよかったです!! 今年もよろしくね。

 ☆要約☆ 長文がよく読めているね。要点をうまく抜き出しているよ。少々長めなので、200字ぐらいにまとめてみよう。
 ☆似た話☆ 大好きなハリーポッターの本と映画の違いを書いてくれたね。原作を読んでから映画を鑑賞すると「あれ?」と拍子抜けすることがあるね。ローズさんのように、本の好きな場面が映画でカットされていたりするとガッカリだね。
 ☆たとえ・ことわざの引用☆ 本と映画は、まるで太陽と月のように大きな差があるということだね。
 ☆一般化の主題☆ ローズさんにとっては本は大きな夢がかなったり、実現したりする魔法の世界だと感じているんだね。

 映画館の座席から私は身を乗り出した。次は私が大好きな○○の場面だ。どういうふうに撮影されているのだろう。ワクワク感は最高潮だ。ところが・・・「ええ〜〜〜っ!! ない。ない!」○○はすべてカットされている。私は座席からずり落ちそうになった。
と、いうふうに、好きな場面がカットされたというエピソードをくわしく書いてみよう。「そのときの様子」を細かく書くと読んでいる人に伝わりやすいよ。



                   

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)