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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ポイ捨て   きふつ

私は、毎日電車を利用して通学している。駅のホームで電車を待っているとき、線路に様々なゴミが捨てられているのをよく見かける。そのうちのほとんどがタバコの吸殻のような小さなものだが、ルールを守らずにゴミを捨てていることに変わりはない。もちろん駅のホームには、ゴミ箱も灰皿もちゃんと置いてある。
 わたしがゴミのポイ捨てをよく思わない理由は、ひとつは、町の見栄えが悪くなるからだ。どんなにすばらしい町でも、道端にゴミが落ちているだけでその町の印象は、悪くなってしまう。また、空き缶やペットボトルなどを自転車で踏めば、バランスを崩して転んでしまうかもしれない。
 理由はもうひとつある。それは、野生動物などへの影響だ。海に捨てられたビニールや、風船などを海がめが誤って食べてしまうとゴミが消化できず死んでしまうといわれているし、野生のリスが、タバコの吸殻を食べて、ニコチン中毒になってしまうこともあるという。
 確かに、誰もゴミをいつまでも持っていたくはないだろうし、たった一人の人間がしたことなら、たいした影響もないかもしれないが、多くの人が同じことをすれば、それはとても大きな影響を与えることになるため、ポイ捨てをしてもいいという理由にはならない。

   講評   suman

  きふつさん、こんにちは。今回の作文は、構成・主題の二つの項目が満たせましたね。次は、題材・表現の項目にも挑戦しましょう。
 題材については、せっかく海がめやリスの例を取り上げたので、データも調べてみるといいでしょう。「誤って食べてしまうとゴミが消化できず死んでしまう」という例は、年間でどのくらいあるか、などです。具体的な数値を挙げて説明すると、一挙に説得力が増しますよ。
 名言は、「チリもつもれば山となる」のような諺の引用でもいいですし、自作の名言もOKです。名言があると文章が引き締まり、読者に強い印象を与えることができますよ。
       
         

 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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