国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ぼくを幸せにする、ほっかほかのさつまいも   ダイヤモンド

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(構成図添付・題名の工夫)
 「やきいもはほかほかで、むねもお腹も温かいな。」(書き出しの工夫)
一昨年の冬の事です。寒い雪空で、お外はなんとなく暗くて、ぼくは家で勉強をしていました。すると、外から聞こえてきたのです。
「焼きいもーー焼きいもーー、おいもーーおいもーー。」
ぼくと弟は、窓から出て、
「焼きいも早く、買いたいなー。」
と、どうしても買いたい、という一心でした。母からもらった五百円玉を一枚持っていって、さつまいもを四個買いました。(自分だけがしたこと)
「ねえ、ねえ、お母さん、千九百円も、お・ま・け・してくれたよ。お母さん、ありがとうございます。」
と、うれしくにこにこ顔で見せました。(いろいろな言った、その人らしい会話)
「おいしそうね。早速食べましょうよ。」
母、弟と三人でおいもを割ったら、ほかほかでますます食べたくなりました。(感じ)中はお月様みたいだから、せんべいみたいにおいしそう。(たとえ)お腹から胸までほっかほか。ぼくは〇・八個食べて温まりました。
「ものすごく目がさめた!」
あつくなったぼくは、少し休みました。とてもほっとしたのです。もしいくつでも食べてもいいよ、と言われたら、ぼくだったら大きいのを二個食べられそうです。(もし・・・だったら)
 図かんでしらべると、さつまいもは、鹿児島県のシラス台地でたくさん生産されているそうです。火山からふった火山灰が積もった土地が、さつまいもの栽培に適しているそうです。
 鹿児島県の人は、いっぱいさつまいもが食べられていいなあ。みんなからだがほかほかあついのかなあ。ぼくも鹿児島に行きたいなあ。なぜなら、さつまいもがたくさん食べられて、温まるからです。(自分だけが思ったこと)

   講評   hamura

 焼きいものほっくりとしたあたたかさまで伝わるような作文です。よく書けました。
 題名もとてもいいですね。
 お芋を売りに来る声がとても楽しそうです。そしてそれを聞いたダイヤモンドくんと弟さんの、買いたい、ほしいという気もちが会話にもあらわれています。
 数字が効果的に使われています。とくに今回はお金と個数と・・と順番に数字をつみかさねて、さいごに「0,八個」というのが出てきたときには、読んでいてしんせんなおどろきのような、楽しさがありました。
 さつまいもから鹿児島県に話を広げて、さらに、調べたのがとてもよいです。「さつま」の語源はわかりましたか?


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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