対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日1990 今日1778 合計47467
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   娯楽   闇の女帝

娯楽としてのテレビや映画はよく似ていて、見る方が受け身で座っていれば、画面の方がこちらを適当に料理してくれる。しかし、読書は読む側にいくらか努力がいる。また、テレビや映画は録画や再放送をしない限り、二度と見ることが出来ない。受け身と楽しみが増えても積極的な楽しみが減るわけではない。テレビでは、知的好奇心を刺激する番組もあり、それが読書を妨げているわけではなく、むしろ助長する働きをしている。新しい絵や音楽は、分からないものを正直に分からないと言っていれば、それで済んでしまうが、本はその意味をとらえて、意味相互の間の関係を理解しなければならない。しかし、世の中には分からない本がたくさんある。それは貴方が悪いのでも本が悪いのでもないのだから、読むのをやめてしまえばよいのである。
 今日、以下に一台、いや、それ以上あるといわれるテレビ。しかもそのテレビ、近いうちに3Dになることも夢ではないのだ。いやあ、技術は進歩した。拍手を送りたい。3Dといえば、映画も3Dラッシュだ。私も先日「アバター」を見たが、すごいの一言に尽きる。今までにない展開で先が読めない。久し振りにこんなに胸を躍らせた映画を見た。ぜひとももう一度見てみたい。しかし、テレビで再放送をしない限り、それは難しいだろう。そんなときにいいなと思うのが、読書である。読書は読みたい本をどこにでも持って行けるし、もういちど読みたいと思ったらすぐに読むことができる。私は、映画でいいなと思ったら、必ず後日本を買う。「アバター」はまだだが、「ライラの冒険 黄金の羅針盤」や「感染列島」が例だ。しかし、本を買っていつも思うのが、違う。何かが違うのだ。必ず、本の方が断然面白いのだ。描写も動きも。二次元で再現しきれないこともあるのだろうが、まるでコピーしたかのようにできるだけ忠実に再現してほしい。
 ハリーポッターも違う。謎のプリンスの本にモンタギューが姿をくらますキャビネtットにはいったらトイレにつまったという面白い場面があって、映画でどうなるかとおもったけれど、でてこなくて残念であった。でも、モンタギュー役の人もちょっとかわいそうかな・・・と今頃思う。
 本にはないテレビ・映画の素晴らしさ、テレビ・映画にはない本の素晴らしさを理解して使い分けるべきであろう。人間にとって娯楽とはいろいろあるものだ。

   講評   inoko

 闇の女帝さん、こんにちは。
映画が先か、小説が先か。昔、このようなCMがありました。原作本のある映画を見ると、原作を読んでみたくなるもの。また、お気に入りの一冊が映画化されると聞き、公開を心待ちにするというのもよくある話。しかし、どちらの場合も、なかなか自分の想像通りに満足出来るとは限りません。自分の好きな場面が、さてどんな映像として目の前に現れるのだろう。期待が大きければ大きいほど落胆も大きくなるものです。しかし、想像以上にスケールが大きくて感動することもあります。どちらが先にしても、それぞれの良さがあるのだから、別物と考えたほうが無難なのでしょうね。



以下に一台 → 一家に一台




毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)