国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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言語 はっピー
一つの言語を習得して身につけるということは、その言語圏の文化の価値体系を身につけ、何をどのように捉えるかに関して一つの枠組みを与えられるということである。そこで身につけられる価値体系や物のとらえ方の枠組みは、決してそこから抜けだせないといった性格の物ではない。しかし、我々が、とりわけ日常的なレベルで、それらを自然な物として受け入れている限りにおいて、自らのみにつけている言語によって、ある一つの方向づけをされているのではないか。
私は、言語圏の文化の価値体考えながらいきたい。その方法として第一に、他国のお国柄を知ることが大切だと考える。たとえば、英語で「ごめんなさい」は「I am sorry 」
である。しかし「I am sorry 」の意味を深く考えると「私は、残念です」という意味になるのだそうだ。つまり、日本語では、相手に自分が否であることを伝えようとしているので勝ち負けでいうなら、相手に自分が負けたということを示しているのである。ところが英語の場合、ただ「残念である」と言っているので自分に否があるということを認めているわけではない。この違いは、相手との関係を大切にしている日本に比べ自分の主張を押し通すアメリカの文化の違いだと考えられる。
第二に、自分の価値観にとらわれないことである。
確かに、自分の主張を押し通すことも、大切である。しかし、
講評 huzi
言語を学ぶなら、その国の地域風土は切り離せないですね。外国語のみならず、日本語における各地の方言などでも同じ。京都人の細やかさの例として挙げられる「お茶漬け」。はっピーくんも知っているよね。
【生き方の主題】と【方法】の第一まで示すことができました。「すみません」の背後にある意識の違い、これは長文をもとにした分析となっていますね。ここにさらに自分の体験を追加するとすれば、失敗をしたとき「私は、残念です」と言ったら相手がどういう反応を示すか、想像してみるとおもしろそうです。「何、言うてんの?」と不審な反応が返ってくるかもしれないね。
むすびは、構成のみ簡単に示したね。【反対意見理解】以降は書きかけですが、「自分の主張を押し通す」が最初に示した意見の“反対”になっているかどうか再確認を。
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