低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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人間にとって先入観とは エンペルト
ソフィーは森を散歩している。突然いく手に小さな宇宙船を見た。そんな時ソフィーは何を考えるのだろう。まあそれはどうでもいいとして、自分を異星人みたいに感じたことはない。ある朝、パパトママとトーマスがキッチンで朝食を食べている。ママが立ち上がり流し台にほうに行く。すると突然パパが空中に上がった。トーマスはなんと言ったでしょう。たぶん「パパが飛んでる」というだろう。だがトーマスにとってはたいしたことのないことだそうだ。さて今度はママの番である、天井を飛んでいるパパを見てママはびっくり仰天して叫びます。とんだ大騒ぎであった。だがなぜママとパパはこんなに反応が違うの。これは週間の問題である。ママは人間は飛べないことをとっくに学んでいる。だがトーマスはそれをまだ知らなかったからだ。(要約)
僕は修学旅行でロッククライミングをしたことがある。僕は聞いただけ恐ろしくなった。なぜなら山に来たので当然山を登るからである。まるで地獄に来たみたいに怖かったのだ。高さは10m以上もあった。そしてついに始まった。僕は5mでもう限界になり下に降りたのだ。僕は気が遠くなりそうになった。だが他のみんなはのん気に登っていたのだ。僕は少しむっとなったが勇気があるなとも思った。そして先生にもう一度チャレンジしないかと聞かれて僕は仕方なくやった。だが先ほどと同じですぐ降りてしまった。でも、今はなんとも思わなくなった。ロッククライミングと聞いてもなんとも感じない。僕はちょっとうれしいようなちょっと悲しいと思った。
僕はスイスに住む前はとても行くのを嫌がっていたそうだ。友達とも別れなければならないし、祖父と祖母と従兄弟達とも別れなければいけなかったからだ。他にも和食を食べれなくなってしまうからである。だが最初に引越しと聞いて僕は喜んだそうだ。国内引越しだと思ったからである。だが海外だとわかったら反対に落ち込んだそうだ。僕はなぜあのときに喜んだろかと今でも議論に思っている。
僕は人間にとって先入観とはあまりよくないものだとわかった。なぜなら最初はよくてもその後はなんとも感じなくなってしまうからである。ことわざでは「三日坊主」に似ていると思う。
講評 ogi
エンペルト君、こんにちは。
人は知らないうちに、たくさんの先入観を持ってしまっていますね。
【第一段落】 要約が少し長いかな? 一つの段落の分量は、全体の4分の1を目安にしてください。全部の段落がいいバランスになるように考えてみてね。
【第二段落】 本物の山でのロッククライミングは怖かったでしょう! 先生もきっとギブアップしてしまうと思います。「今ではなんとも思わなくなった」のは、先入観がなくなったからかな? 一文説明をいれるともっといいですね。怖い気持ちがよく表れているうまいたとえですね。
【第三段落】 引っ越しのイメージも、国内と海外ではずいぶん違いますね。引っ越しを嫌がっていたころとくらべて、今の気持ちはどうですか? もちろんつらいことや嫌なこともいっぱいあると思いますが、最初に心配していたほどでもなかったこともあるでしょうね。
【第四段落】 先入観を持つことによって、感動や驚きがうすれてしまったり、行動する勇気をなくしてしまったりしますね。先入観を全く持たないことは難しいですが、先入観に負けずにいろいろなことにチャレンジする心を育てていきましょう。
<表記>
*僕はちょっとうれしいようなちょっと悲しいと思った。→僕はちょっとうれしいようなちょっと悲しいような気持ちだった。
*食べれなくなって →食べられなくなって、食べることができなくなって
<タイプミスに注意しましょう>
*パパトママと
*聞いただけ恐ろしくなった
*喜んだろかと
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